墜落JKと廃人教師・最新59話のネタバレと感想｜花とゆめ24号

2020年11月20日発売の「花とゆめ」24号に掲載されている「墜落JKと廃人教師」第59話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

墜落JKと廃人教師・第59話のネタバレ

灰人の遺書から、ついに彼の決して明るくはない過去を知ってしまった扇言…。 遺書の感想を聞くために二人は屋上へとやってきていました。

 

灰人は、自分は何度も自殺に失敗してきたと言います。 しかし本当は致死率100％で他人に迷惑をかけることなく、真琴先生にも邪魔されない場所を見つけていたのだとか。

扇言がそれはどこですか…？と尋ねてみると…彼はこう答えました。

“宇宙”

どうやって行くんですか？と冷静なツッコミを入れる扇言。

[chat face="piso20191230144045.png" name="めめこ" align="left" border="none" bg="red"]今回もローテンションなボケとツッコミからのスタートです！

 

遺書を読み、灰人の過去を垣間見て彼の人となりを知った扇言。 教師と生徒である立場は変わらないにしろ、心の距離が以前よりも縮まった気がどことなくします。

そんな彼女に灰人は俺らのハネムーンって宇宙でよくね？と壮大なボケをかましてきました。 灰人の距離感はバグっている…と心の中でツッコまざるを得ない扇言です。

その後二人は、確実に死に至る方法や、宇宙に人が飛び出したらどうなるのかなど…（二人にとっては）他愛のない会話で盛り上がります。

自分たちは一緒にお星さまになるんだと話す灰人。 扇言はそれだと打ち上げる人がいないと言い出します。

兄に頼んで打ち上げてもらおうと言いかけた所で、自分がとても子供染みた発言をしていることに気が付いた扇言は一気に顔が真っ赤に。

そんな彼女をニヤニヤと楽し気に見つめる灰人です。

あっちに話がそれて。 こっちに話がそれて。 なんだかよくわからない会話で盛り上がったり。

しかし灰人には他に気になっている話題がありました。 ずっとずっと扇言と話したかった話題…聞きたかった質問…それは…。

“遺書を読んだ後おれのこと気持ち悪くならなかった…？”

俯きながらそう質問する灰人。

扇言は言葉ではどうとでも言えてしまうために一瞬言葉に詰まりますが…灰人の手をぎゅっと握って、愛おしそうにしがみつきながら気持ち悪いなんて思ってません、思いませんと伝えました。

嬉しそうな灰人。 どうせなら腕より顔を抱き締めてほしかったと欲張ります。

扇言はそれに気持ち悪いとハッキリと告げるのでした。

 

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墜落JKと廃人教師・第59話の感想

今回は灰人がとても可愛い回でしたね～。 自殺未遂を繰り返した自分の過去を扇言に受け止めてもらえるのかずっと怖かったようです。 彼なりに過去の自分を情けないと恥かしいと感じているのでしょう。 年下の扇言に打ち明けることに怯えている自分を、なんとか冗談で吹き飛ばそうとしていましたね。 前半の冗談の言い合いはすべてあの質問を投げかけるための心の準備だったというわけです笑 いつもひょうひょうとしていて楽天的な灰人ですが、本当は誰よりも繊細で人の痛みに敏感で、自分の痛みにも…敏感なんですね。 だからこそ同じように人の気持ちに敏感な扇言のことが理解できてしまう…なんだかもう本当にお似合いカップル！

次号は12月19日の2号にて表紙を飾っての掲載だそうです！楽しみですねー！