十億のアレ。第23話のネタバレと感想｜ズズズキュン

「ズズズキュン」に掲載されている「十億のアレ。」第23話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

十億のアレ。・第23話のネタバレ

昔は遊女と寝るためには3度通え。と言われていた言い伝えを守る花扇。宮柳に4回も通わせたアザミは諸説の通りなっている。と若崎に嫌味を言われてしまう始末です。

坂木という客の座敷に呼ばれ、雑誌に出て1度見てみたかった。と坂木はご満悦です。 遊女は上座に座り、初回は会話することさえ許して貰えません。だからこそ、この時間が勝負なのです。

もう1度会いたい。そう思わせるために…。

つくしに極意を教わるアザミ、高嶺の花の存在であるアザミは有利だ。と語ります。 気があると思わせるそぶり、それはほんの一瞬相手を見つめる。それだけです。

男は勝手、男は単純。都合のいい展開をこちらに押し付けてくる男が恨めしい。 そう思いながらアザミは坂木を一瞬見つめるのです。

次に呼ばれたのは宮柳の元でした。 早めに連絡があれば宮柳のために時間を作った。というアザミに馴染みっぽくていい。と専用の予約サイトを利用してご満悦です。

自分のことを芳人と呼んで欲しい。という宮柳の言う通りにするアザミ。 宮柳は歓喜余って涙を流していました。花扇でのアザミとの逢瀬を楽しんでいる様子です。

何も食べていないだろう。とアザミのプロフィールを見てローストビーフサンドを差し入れする宮柳。30分後には帰るようです。

折角揚げ代を払うのだから。と言ったアザミですが、宮柳はいつかはみんなのアザミになってしまうので、少しの間だけでもこの気分を味わいたかった。と返します。

誰かのものになったりしない。そう呟いたアザミに宮柳はそう。と言うのです。

コンビニでヨーグルトを買った三倉の元にアザミがいる。と言う声が飛び込んできました。 急いで振り返った三倉、そこで見たものはアザミのCMで皆が見惚れている様子が伝わってきます。

三倉はそのCMを見ながらどこまででも行って欲しい。そう呟くのです…。

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十億のアレ。・第23話の感想

んーやっぱりキーパーソンは宮柳かなぁ。 彼がどんな手助けをするのか、どんな方法でアザミを救うのかわかりませんが、アザミはきっと三倉はもちろんのこと、宮柳も頼りにするんじゃないかな。と思います。

疑似恋愛とガチ恋の狭間にいる宮柳は、きっとアザミにとって心地いい存在だと思うんですよね。 まぁ身体だけの関係っていう一番近くて一番遠い存在。そんな感じ。

三倉のことも薄々気付いている宮柳は、きっと誰ものにならない。と言ったアザミの心を理解していると思います。 タラシだけど、女心はめちゃくちゃにわかっている人なんで(笑)

三倉も三倉で、恋心の自覚が1歩遅いんだよなぁ。

最後の呟きとか、今のままではどうにかしてしまいそうなんでしょうね。 果てしなく遠いところに行ってしまうと、自分のモノになんてしたくなくなる。という恐ろしいほどの皮肉ですよね。