十億のアレ。第34話のネタバレと感想｜シーモア

「シーモア」に掲載されている「十億のアレ。」第34話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

サイレンスが枕営業を強要していた。と記者会見で謝っている姿をテレビで見ている三倉と早乙女。

"証拠集めるの大変でした…。"と言った早乙女に三倉は"楼主も本気だな。"とぼやくのです。

まだまだ怒りの収まらない楼主は"会社ごと吹っ飛ばす！"と怒っています。結局下っ端の独断ということで記者会見は謝っているのが気に食わない様子。

組織ぐるみで常習化していて、被害者はもっといるはずだ。と思うものの現役女優達は名誉のため名乗り出ないからです。

"その人達、少しは浮かばれたかな。"とぼやいたアザミに"これは被害者のためじゃない。世間や取引先に向けて生き残りたいと宣言しているんだ。"と楼主は答えました。

モヤモヤしているアザミの元に睡蓮がやってきて、部屋に呼び出されます。そこにはたくさんの高級バッグやアクセサリーが並べられており、動揺するアザミに"糀谷様の依頼です。"と外商部の人が名刺を渡すのです。

"どれでも好きなものを。"と言われ更に動揺するアザミ。"よくあること？"と睡蓮に尋ねたアザミは"山吹はたまに。"と言われ納得しました。

"お詫びだろうからあなたの好きにしなさい。"と言われた瞬間"いらない！"とアザミは部屋を飛び出してしまうのです。

部屋でベッドに突っ伏すアザミは謝罪のためにモノを送る。ということがどういうことか知っていました。それは謝罪ではなく、モノを買ってあげたからなかったことにしろ。という圧力です。

糀谷は結局謝罪という自己満足を得たかっただけで、自分の気持ちなんてどうでもよかったのだ。だからあれだけのことをした私にすら助けを求めてくる。これもまた別の支配のカタチだとなんで今まで気付かなかったのだろう。とアザミは涙を流します。

一方でアザミにプレゼントを断られたことを知り糀谷はため息をついていました。

そのまた一方、巡回する三倉は使っていないはずの物置が開いていることに気付きます。すると"アザミがいなくなった！"と聞かされとっさに"知らない。"と三倉は嘘をついたのです。アザミの在処に気付いていながらも…。

そしてアザミに何かしたかも。と落ち込む糀谷の元に"すみません…。"という知らせが入りました。

糀谷がいる部屋を見ながら"立場が悪くなることを覚悟した上なら何も言えないなぁ。"と三倉が呟いています…。

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うーん。まぁ仕方ないよね。アザミがそうなる気持ちもわかる気がする。 糀谷は愛情がひん曲がっているから、こういう形でしか謝ることが出来ないっていうのもわかる気もする。

アザミのことを本気で好きになるお客さんって多分ガチ恋タイプが多いんよね、しかもこじらせの(笑) ほんでもってアザミもアザミで恋愛経験なんてないに等しいからそういうのも愛情だってことを見抜けないんよ。

見ていてめっちゃ面白いけど、それを面白くなさそうに見守っている三倉がまためっちゃいいんよ。これ。

アザミのことをお見通しって感じがまたなんかたまらんなぁ。って。キュンとします。

いつだってこんな感じでアザミの味方でいてあげて欲しいなぁ。と改めて思いました。

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