金魚妻・弁当妻①(1巻)ネタバレと感想

「金魚妻」第1巻より弁当妻①のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

弁当妻①(金魚妻1巻)のネタバレ

タワマン暮らし・保ケ辺朔子の夫は結婚八年目にしてセックスレスに悩み、会社の独身の後輩・津多に奥さんを自分の目の前で寝取ってくれとお願いします。 保ケ辺は、自分の妻が他人に抱かれているところを見れば、興奮し、マンネリ化から抜け出せるのではないかと考えているのでした。

津多は拒否しますが、ご飯だけでも食べていってくれと保ケ辺の家に招待されます。 保ケ辺夫婦と食卓を囲みながら、二人の馴れ初めの話になります。当時中学生だった朔子の通う塾講師をしていた保ケ辺が朔子に惚れ、付き合ってくれないと橋から飛び降りて死ぬと脅迫して付き合ったのがきっかけだったそうです。

話が一通り終わると、保ケ辺は朔子と津多に手を繋ぐよう言います。 二人が戸惑い、恥じらいながら手を繋ぐと、嫉妬を感じた保ケ辺はさっさと津多を追い出し、わくわくした様子で朔子と行為を楽しむのでした。

それから毎日、朔子は保ケ辺と津多のお弁当を作ってくれます。 後日、またあれこれ理由を付けられて、保ケ辺の家に招待された津多。今度は保ケ辺の前で朔子とキスをし、舌を入れ、胸を触らされます。

保ケ辺の指示で朔子の下半身に触れると、思わず朔子の声が漏れてしまい、我慢できなくなった保ケ辺は朔子を別室へ連れていって行為を楽しむのでした。

この晩、元カノと元カノを自分から奪った友人が結婚したことを知り、落ち込んだ津多は会社を休みます。 津多が体調不良と聞き心配した朔子は、津多へお弁当を届けに行きます。

朔子を招き入れ、事情を全て話した津多。朔子は親身に話を聞いてくれます。 そして、今度は朔子が夫との関係について話し始めます。保ケ辺に言われて仕方なく津多と関係を持っていたと打ち明ける朔子に、津多は本当は嫌だったのかとショックを受けると同時に罪悪感を感じ、謝罪します。そんな津多に朔子は、相手が津多でなかったら絶対断っていたし、これ以上一緒にいたら好きになってしまうと本当の気持ちを打ち明けます。

津多も朔子を好きになってしまったと打ち明け、その晩、朔子と津多は身体の関係を持ちます。後日、朔子は保ケ辺の家を出て、行方を眩ませたのでした。

 

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弁当妻①(金魚妻1巻)の感想

こんな夫、嫌ですね！マンネリ解消のためとはいえ、一度会っただけの夫の会社の後輩と目の前で行為させられるなんて、考えただけでぞっとします...。 自分の性欲を満たすために、妻の気持ちをないがしろにしていると思われても仕方がありません。

しかも、その後輩にコンプレックスを抱き、「どっちが上手？」「あいつのこと好きなんだろ？」なんて聞かれたら鬱陶しすぎますね。もともと二人の関係は保ケ辺の脅迫でスタートしているので、もしかしたら、朔子にはそれほど保ケ辺への愛はなかったのかもしれません。全ての言動が幼稚な保ケ辺に、朔子の気持ちが冷めてしまい、津多の元へ行ってしまったのもよく理解できます。

朔子が出て行ってしまった後、保ケ辺は理由も分からず途方に暮れている様子ですが、なんで分からないんでしょうね。少なくとも理由に気が付けないうちは、朔子は戻って来てくれないと思います。