正統派悪役令嬢の裏事情 ・第90話 のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情 」第90話（めちゃコミ表記091話）のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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【最新94話更新】『正統派悪役令嬢の裏事情』の全話あらすじ（ネタバレあり）・考察と感想まとめ | 最新話から最終回まで

「めちゃコミック」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情」のあらすじ（ネタバレあり...

リナの魔気が周囲にバレる

ジュベルッド大神官は、リナを疑い始めています。理由は、リナの体から魔気が溢れていたのを目撃した人間がいたり、リナが力を注いだ神木から大量の魔気が溢れて魔物騒動を引き起こしたからです。この状況でリナを疑わないというほうがおかしいでしょう。

リナに対する不信感を募らせるジュベルッド大神官のもとに、セリアからある驚きの申し出が入りました。その内容は、リナとセリアの直接対決を意味するもので……。

自分こそが偽物だと気づいたリナ

リナは今まで、この世界のことを物語の中だと思い込んでいました。まわりにあれだけ横暴な態度をとることができたのは「自分が物語の主人公で、まわりはただの作られた登場人物に過ぎない」という想いが根底にあったからこそだったのです。しかし今、リナは「本当は自分だけが魔気によって生み出された作り物で周りは実在する本物の人間たち」であると、立場が全く逆だったことを思い知ります。そんなリナは徐々に周りに対する態度が改まっているようではありますが、時すでに遅しですね。

セリアはリナをどうするつもりなのか

リナがリゲルによって生み出された邪悪な命であることは確定しています。リナには神聖な力など最初から宿っていなかったわけで、徐々にそれはセリア以外の人間にも察しがつき始めている様子。こうなるとリナはシュテルンとしても聖女としての地位を近いうちに失うことになるでしょう。セリアは真の聖女としてリナを放っておくことはできないはずですが、だからといってリナの命を簡単に奪うようなことをするとも考えにくいです。おそらくセリアは、自分の神聖力でリナを浄化することができないか試みるつもりなのだと考えられます。

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どうやらリナは、セリアを倒さないと自分がリゲルに消されると考えているようです。実際にこれまで失敗してきたリナは何人も命を落としているような描写がありました。真実かどうかは不明ですが、リナは量産されて何度もセリアに対して刺客として送り込まれている可能性すらあります。

その光景を見てしまったリナは、何が何でもセリアの命を奪ってリゲルに取り入ろうと考えるはずです。リナとセリアの直接対決はもう免れない定めとなっています。