復讐の未亡人・第75話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜

「めちゃコミック」に掲載されている「復讐の未亡人」第75話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

和代は、実は殺人犯だった

和代は実の父親を手にかけ、幼少期の虐待の復讐を晴らすことに成功していました。

さらにとき先生に名づけられた「エリサ」という名前を捨てて、元の「和代」という名前に改名。

本名に改名することにより、母親に対して実の娘が夫を奪ったのだという精神的な復讐を果たすことにも成功します。

とき先生は一連の騒動の後、別の場所で再びバレエの教室を再開。
しかしその時すでにとき先生は、和代の代わりに手塩にかけて育てる生徒を見定めていたのです。

和代は帰る場所もなくなり、「大会に優勝したエリサ」という過去の栄光にすがることもできなくなり、そのまま歳を重ねます。

場面は変わり、歳を重ねた現在のとき先生はある施設で暮らしていました。
傍らには車いすに乗った若い女性の姿が。
女性はどうやら記憶喪失のようで、自分は過去に子供を産んだことがあるらしいことをずっと気にかけていたのでした。

父親と母親それぞれに復讐を果たした和代
父親に対しては死をもってして償わせ、母親に対しては精神的な攻撃によって罪を償わせ、和代の復讐劇は成功を収めたことになります。しかし復讐が成功したからといって和代の人生が豊かになったのかと言われれば、決してそうとは言いきれないようです。

結果として和代は帰る場所を失い一人ぼっちになり、さらに名声も失うことになってしまいました。

殺人犯である和代になぜか共感する凛
これまで慕っていた近しい人間から唐突に殺人の罪を暴露された凛ですが、彼女は和代のことを決して軽蔑することも怖がることもありませんでした。むしろ和代の復讐心には、どこか共感できるものがあるとすら話します。凛は今でも、自分を捨ててしまった産みの母親のことを憎み続けているのでしょう。

車いすの女性が凛の母親？
歳をとったとき先生が現在生活している施設には、車いすの若い女性の姿がありました。彼女ととき先生の関係はバレエの教え子でしょうか？

さらに気になるのが、この車いすの女性の顔立ちがどうも凛に似ていることです。もしかしたらこの女性は凛の出生に関して大きな関りがあるのかもしれません。

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和代の衝撃的な暴露話が数話にわたって掲載されましたが、どの回でも次々と衝撃的シーンや事実が溢れだしてきてドキドキしました！

和代がこんなひねくれた人間不信の老人になったのにはちゃんと理由があったんですね。
彼女は復讐の成功と代わりに様々なものを失いましたが、それでも父親を殺したことは後悔していないのだそうです。ちなみに母親はどこぞでまだ生きているとのことでした。

復讐の未亡人・第76話①のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜めちゃコミック

「実の父親の命を奪う」という大罪を犯し、孤独に奮闘してきた和代の壮絶すぎる過去を知っ...