金魚妻・見舞妻①(1巻)ネタバレと感想

「金魚妻」第1巻より見舞妻①のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

見舞妻①(金魚妻1巻)のネタバレ

ヤンママ・河北真冬は数日前、小学二年生の息子・たかひろの担任・平野を飲酒運転で撥ねてしまい、お見舞いにやってきました。 顔見知りということもあり、平野は警察には通報せず、表向きはバイクでこけた平野を真冬が助けたことにしてくれたのです。家に帰った真冬は事情を知る夫・マサトにバイクの修理代と医療費を渡すことになったと言いますが、マサトは自分たちに迷惑をかけるなと冷たく言い放ちます。

翌日も平野のお見舞いにやって来た真冬。 実は友人宅で飲んでいたところ、激怒した夫からすぐに車を返せ、今すぐ返せないなら離婚だと電話で言われ、仕方なく飲酒運転してしまったことを打ち明けます。

頭を下げ、バイクの修理代と医療費を渡す真冬に、平野はお金は要らないと言いますが、受け取ってもらわないと困ると真冬も引き下がりません。 そこで、平野は胸を見せてほしいとリクエスト。恥ずかしがりながらも真冬が胸を露わにすると、平野の要望で上にまたがり、触らせてあげます。そのまま行為に発展し、二人は病室のベッドで身体の関係を持つのでした。

その日の晩、たかひろと寝ているところをマサトに起こされ、平野にお金を渡したのかと聞かれた真冬。 渡していないことを告げると、後から面倒になるのではないかと延々と責められます。

しかし、その日はどれだけひどいことを言われても、平野との行為のことを思い返すと、不思議と全然平気だと感じます。 そして、明日ピルをもらいに行かなければと考えるのでした。

そんなことを考えながら、自分が自由になりたいと思っていたことに気付いた真冬。自然と涙が出てきます。焦るマサトに笑顔で、これからは我慢せず、マサトの好きに生きて良いと言います。 それから、マサトは真冬に優しくなり、真冬はお腹に新しい命を授かります。

 

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見舞妻①(金魚妻1巻)の感想

典型的なモラハラ夫の言いなりで、自分をずっと犠牲にしてきたであろう真冬ですが、この事故をきっかけに平野と出会い、本当は自分は自由になりたかったのだという気持ちに気が付きます。自分の大事な家族を離婚すると脅して、飲酒運転させてまで車を持ってこさせるなんて、本当に最低な夫だと思います。

真冬はこんな夫でも良いところに目を向けていて純粋なのだなと感じる半面、もう少し自分を大事にしてほしいと思いました。今回たまたま平野が相手でラッキーでしたが、本来であれば飲酒運転で逮捕です。そんな真冬を心配せず、ただ責めるだけのモラハラ夫はやはり最低です。

さて、真冬は平野との行為を行なったあと、妊娠したようです。真冬とマサトの夫婦仲も良好なようですが、一体どちらの子供なのでしょうか...？