正統派悪役令嬢の裏事情 ・第 62話(めちゃコミ表記：063話)のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情 」第62話(めちゃコミ表記：063話)のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

神聖力を浴びてしまうルシェ

ミエスを尋問するために、シュルテン旗とサークレットを使って強大な神聖力を生み出し、大爆発を巻き起こしたセリア。底がつくまで力を使い果たしたため、その後数日寝込んでしまったのが前回までのストーリーです。

ルシェは、セリアを二度とそんな危険な目に合わせないために、サークレットを破壊したと言っていました。

しかし、実はそんなことはなく、サークレットは数日後、無事にセリアの手元に戻ります。おそらくルシェはサークレットを破壊してやりたいほど心配したし怒っているという気持ちを伝えたかっただけなのでしょう。

その後、セリアは尋問に使ったシュルテン旗を神殿に返しに行きます。しかし、セリアを追ってルシェもついてきてしまいました。

途端にシュルテン旗とサークレットが反応し、再び強い神聖力が放たれます！ルシェは原作でリナと深い関わりのあった人物であるため、神聖力の影響を一番受けやすいと考えられており……！？

神聖力を浴びたルシェは……

結論から言うと、神聖力の影響を一番受けやすいはずのルシェですが、ディートリヒ公爵やアイソン男爵のように卒倒することはありませんでした。セリアの推察は大きく外れたことになります。

再び推理し直すセリア

ルシェが全く神聖力の影響をうけないことに疑問を感じたセリアは、ルシェに「リナと関わったことはあるか」と尋ねました。そういえば、原作ではリナの夫となったルシェでしたが、この世界ではルシェはリナとまともに会話すらしたことがありません。セリアの質問にルシェは、リナと話したことはあまりないがすれ違っただけで怪我をしたことならあると答えます。

問題なのはリナの神聖力？

ここでセリアは、もしかしたら長期間リナの神聖力に触れていた者だけが、サークレットの神聖力の影響を受けるのではないかという推理に至ります。すれ違っただけで怪我を負わせるなんて、神聖力というよりもまるで邪悪な力のようですね……。もしかしたらリナは、サークレットの力を通して邪悪な力を神聖力に転換させていたという可能性もあります。

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リナが持つ力について謎が深まるばかりですが、どう考えても単純な神聖力には思えませんね。裏があることは確実です。肝心のリナがまだ現世から帰還していないので、調べようもないのが歯がゆいところですね。

ルシェは原作とは打って変わって、リナのことなんて眼中にありません。もはや因縁の仲であったはずのミエスのこともどうでもいいといった雰囲気でした。

ルシェにとって重要なのは、セリアだけです。いつにもましてセリアに対する執着心を高めていくルシェ。

この調子なら、リナが帰還したとしても、ルシェが彼女に心移りする可能性はほぼ0に次回でしょう。