コレットは死ぬことにした・最新118話のネタバレと感想｜花とゆめ16号

2021年7月20日発売の「花とゆめ」16号に掲載されている「コレットは死ぬことにした」第118話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

コレットは死ぬことにした・第118話のネタバレ

コレットは夜明けまでハデスの看病をしていました。 その後、人間界に戻って数時間だけ睡眠をとるコレット。

そうして朝目覚めると、目の前には唐突にゼウスの姿が…！？

ゼウスはどうやらヘルメスからハデスの体調不良を聞いたらしく、コレットがその看病をしているため彼の容体を聞きに来たのだそうです。 というのもハデスが床に伏せたことは限られた者たちにしか知らされておらず、他の冥府の者たちは詳しい内情を説明していないままだったのです。

コレットはヘルメスに覗き見をされたような気分になり、若干の怒りをあらわにします。

しかしゼウスが今日コレットのもとを訪れたのは、それとは別に大事な用件があったためでした。 彼は唐突に、兄・ハデスとコレットはきっとこれからも互いを愛し合っていくだろうし、そうであってほしいのだと思っていると言い出します。

さらに彼は、自分は最高神として「いきものを神にする特権」を持っているのだと言い出してきました。

そう…ゼウスは、コレットを神にしたいと考えていたのです。

それはコレットとハデスが恋仲であることを思っての考えでもありましたが、それよりもコレットがあまりにも神々に近しい存在になってしまったというのも大きな理由の一つでした。

ゼウスはコレットに考える時間を与え、今日のところはひとまず帰ることにします。

 

残されたコレットは半ば放心状態でした。 自分は限られた命の中を生き、ハデスと有限の時を過ごし、人としての生を横臥し全うするのだと決断していた矢先の話だったためです。

コレットの心は揺れます。

しかしその日の診療で…いかに自分が人間界に、強いてはこの村に必要とされているのかを実感してしまったコレット…。

彼女は、早々に決断を下してしまいます。 やはり自分は人として生き、死んでいくのだと…。

 

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コレットは死ぬことにした・第118話の感想

一応ハデス様にも相談をしたようなのですが、その時点でコレットの心はすでに決まっていたようです。 最終話まで残り4話と迫ってきているので、コレットの決断が覆るということはなかなかに考えにくいですね。 なんだかラストシーンや雰囲気が読めてしまう展開となりました。

正直な感想を言うと…切なく綺麗に終わりすぎなのではないか…とちょっとモヤッとします。 ここまできたのだからコレットも神になっちゃいなよ！と背中をドーンと押してやりたい気分です。

冥府の薬師として生きるコレットも見たかった。 というかここでまさかのタイトル回収だったんですね…「コレットは死ぬことにした」と…。