コレットは死ぬことにした・最新109話のネタバレと感想｜花とゆめ4号

2021年1月20日発売の「花とゆめ」4号に掲載されている「コレットは死ぬことにした」第109話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

コレットは死ぬことにした・第109話のネタバレ

コレットの故郷の村にすっかり馴染んでるイオ。 子供たちとかくれんぼ勝負をしながら、赤ちゃんをおんぶして子守りをしてくれる彼に、村のお母さんたちは大助かりです。

一方ヘルメスは、コレットに人探しを頼まれているらしく…それを済ませたら早々に帰るつもりのようです。

 

診療所にて―――。 コレットは薬草をすり鉢にかけながら、タン兄には絶対に無事で帰ってもらわなければならないから私の知り合いに護衛を頼むの！とイタンに話していました。

コレットが診療所に戻ったため、イタンは街へもどる準備を始めたのです。

イタンは護衛なんてたいそうな…と言いますが、コレットは半ば強引に自分の意見を通します。

イタンが街へもどれば、村の診療所にはコレットとセラとポーラ3人のみです。 旅の途中で「薬師を繋ぐ」という野望を見つけたコレットは、イタンに頼らずにセラとポーラを一人前にすべくやる気に満ちていました。

しかしコレットはその後、自分が旅に出ていた間のセラとポーラの成長ぶりを目の当たりにします。 ひとりで往診へ向かうセラ。 ものすごい手さばきでけが人に包帯を巻くポーラ…。

もしかして自分が育てなくても2人はもう一人前になってしまったのでは…？とコレットは驚きを隠せません。

ポーラは一人前だなんてそんな…イタン先生の教え方が上手だからですよ！と謙遜しました。

ポーラに悪気はなかったのですが、コレットにはこれが「イタンの教え方は上手だけどコレットの教え方は下手」と言われているような気分になってしまい…。

なんだかしょんぼりしてしまうコレット。

しかしその後、往診に出たはずのセラが転んだから帰ってきた！と勢いよく帰ってきてしまいました。 その手当をしようとするポーラですが、転んで道具をひっちゃかめっちゃかにしてしまいます。

よくよく見ればまだまだ未熟な2人…。

コレットはそんな彼らを見ながら、セラとポーラが頑張っているように、自分も一人前の師になるために頑張らなければと気持ちを新たにするのでした。

 

そんな折、診療所を尋ねてきたのは「トルカ」という名の少女です。 しかしトルカは怪我や病気をしていたわけではありませんでした。 彼女はここ最近、診療所での仕事を見学しにきていたのです。

もしかして弟子入りの検討をしているのでは…！？とコレットは興奮しますが、トルカは知らない仕事を見るのが面白いだけだと話しました。

いずれはポーラとセラの…その次の薬師を繋げなければいけない…コレットはそんな先の未来のことまでを考えているのでした。

 

コレットはその晩、冥府を訪れてハデスに今日の一日を報告します。 薬師を繋ぐ野望はまだまだ関門があるなと話すハデス。

別れ際、彼はコレットが帰ってしまうのがもう恋しくなったと素直な気持ちを伝えてきました。

コレットはそんなハデスの気持ちを振り切って帰ることなどできず…2人はもう少しだけ長い夜を共に過ごすことにします。

せめて帰るころには、この心の中を愛しい人で満たしておきたい―――。 2人はそっとキスをし、堅く抱き合うのでした。

 

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コレットは死ぬことにした・第109話の感想

コレットが旅に出ている間に、村には様々な変化が起きているようです。 セラとポーラの成長、それからイタンにはいくつか縁談の話もあったのだそうな。 あとは次の次の薬師の兆し…トルカの登場ですね。 彼女は「知らない仕事を知るのがおもしいだけ」だと話していましたが、コレットに文字を習ってから“学ぶ”ということに喜びと楽しさを見出したようです。 彼女がポーラたちに薬師としての仕事を教わる日はそう遠くないかもしれませんね。 トルカはちょっぴり生意気でしっかりしていそうな女の子なので、天然寄りのセラのフォローをする姿が目に浮かびます（笑）

そういえばヘルメスがコレットに頼まれたと話していた人探しとは、いったい誰のことなんでしょうか？