コレットは死ぬことにした・第114話のネタバレと感想｜花とゆめ10・11合併号

2021年4月20日発売の「花とゆめ」10・11合併号に掲載されている「コレットは死ぬことにした」第114話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

コレットは死ぬことにした・第114話のネタバレ

コレットに会いたくて井戸の外へと出たハデス。 無事に彼女と久々の再会を果たしたはいいものの…ハデスはコレットが思わず発した本音“冥府と繋がっていたい”という言葉がずっと気になっていました。

 

それはそうと今日はコレットと久々にお出かけをする約束をしている日です。 ハリーは腕によりをかけてハデスのマントを仕立て、準備をしていました。 ハデスはハリーに手伝われながら身支度を整えます。

 

お出かけの日でもコレットは朝から大忙しでした。 いつもの往診を終わらせてきたのですが、長引くわ朝ごはんを食べ損ねるわで、街に出てやっと腹ごしらえができて一息つけたコレット。

ハデスは頭からスッポリと隠れるマントを身に着け日差しをよけていました。

その後仕立て屋を訪れる2人。 仕立て屋の女性たちはコレットが青服を注文しにきたことがわかるとワラワラと集まってきて仕立ての話を始めました。

話がまとまったころ、ハデスがふと今日のマントは以前この店で買った布で針子が仕立ててくれたのだと話してきました。

店の針子たちはそれを聞くとマントにわらわらと集まってきて、マントの下の服も見てみたいとせがみだしてきます。

針子女子たちの圧に負けたハデスは仕方なくマントを脱いでやることに。

マントの下に来ていたハデスの服があまりにも細工がきめ細やかで縫製が正確すぎることから、店の針子たちはこぞってハデスに群がってきました。 さらによく見ればマントの下は超絶イケメンです。

針子たちはいっそう黄色い声をあげます。

 

店を後にした2人。 ハデスはちょっぴり疲れてしまった様子でした。

2人が歩いていると花嫁行列に出くわします。

祝い花（花嫁が通った時に蒔く花）を手渡されたコレットたち。 目の前を通る花嫁は、それはそれは美しく幸せそうな表情をしていました。

コレットは花嫁をみて、素敵だなと感じます。 同時に心の中で呟いてしまったのは「いいなぁ…」という言葉でした。

コレットは自分の中の違和感に気が付きます。 自分はハデスを愛する以上、結婚なんて一生できるわけがありません。 それは分っているはずなのに、心では自然と花嫁姿や結婚に憧れを抱いてしまっていたのです。

コレットの異変に気が付いたハデスは、彼女の手を引っ張って人が少ない場所で彼女を休ませました。

具合でも悪くなったのかと問うハデスに、コレットは全然何でもないですと笑ってみせます。

しかしハデスは、その困ったような笑みを最近よく見ると言い出してきました。 さらに、冥府と繋がっていたいと言わせてしまうほど不安にさせていたのだなと彼はコレットを見つめてきます。

ドキリとするコレット。

ハデスはそんなコレットを見つめながら、何も言わないコレットに甘えていて申し訳なかったと言い…突然、自分と結婚してほしいとプロポーズをしてきたのです…！

過ごす時間や場所が違っても…自分の妻はコレットただひとりだけだと語るハデス。

コレットはそんなハデスの言葉に驚きますが、赤面し…そして微笑みました。

コレットはハデスを見つめながら、小さく「はい」と答えます。

 

『コレットは死ぬことにした』の最新話を無料で読むには？！

『コレットは死ぬことにした』の最新話を今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

コレットは死ぬことにした・第114話の感想

コレットがずっと思い悩んでいた結婚のお話…こんなにも簡単に丸く収まるとは！ ハデスと同じ時間を生きられずに自分だけおばあちゃんになっても…そんなのは関係ないですよね！ ハデスさまナイスプロポーズです。

でもでもおばあちゃんになったコレットのこともハデスはずっと愛し続けるのでしょうか？ コレットが死んでしまった後ハデスは寂しさをどう埋めるのでしょう…。

なんだかやっぱり結婚したとしてもハデスの時間を考えると刹那的すぎる夫婦生活になってしまう気がします…これはやはりどうしようもないのでしょうか。