金魚妻・金魚妻②(2巻)ネタバレと感想

「金魚妻」第2巻より金魚妻②のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

金魚妻②(2巻)のネタバレ

専業主婦・平賀さくらが家を出てから、夫・卓弥は金魚屋を訪れます。 そして飼育難易度の高いピンポンパールと、相性の悪い小さな金魚鉢を買っていきました。

それを知ったさくらは卓弥ともう一度やり直そうと決心し、久々に家に帰ります。そんなさくらを圭一も今ならまだ戻れると暖かく送り出します。

さくらが家に帰ると、案の定卓弥は上手くピンポンパールの飼育できずに店にクレームのコメントを入れているところでした。 さくらは金魚を助けるために正しい方法でお手入れをし、卓弥にもその方法を伝えます。

卓弥は後でと言ってさくらが持ってきた資料を脇に置くと、さくらを抱きしめ、無事でよかったといいます。 さくらも急にいなくなったことを謝罪。すると突然、卓弥に突然いなくなったからといってビンタされます。

浮気相手に振られたのかとさくらに聞かれると、腹を立てた卓弥はさくらの顔面を殴りつけます。 その後も暴力は止まらず、ボロボロになったさくらは圭一の元へ戻るのでした。

後日、卓弥がさくらに暴力を振るう動画を見た両親が、さくらの代わりに卓弥を訪ね、離婚届にサインさせます。 卓弥は謝罪し、さくらの居場所を知りたいと言いますが、両親は断固拒否します。

そして、さくらの兄が息巻いてここに向かっているから自分の心配をしたらどうだと言います。

その頃さくらは、金魚屋の屋上ですっかり回復した様子で笑顔を見せます。 離婚活動を始めた1年前からコツコツと卓弥のお金を自分の口座に移しており、財産分与も入れると三年はのんびり暮らせるなと計算します。

圭一と屋上でいちゃいちゃするさくら。圭一がこんなおじさんで本当に良いのかと聞くと、早く圭一との赤ちゃんがほしいなとさくらは言い、圭一との行為を楽しむのでした。

 

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金魚妻②(2巻)の感想

これまできっとさくらは圭一の言いなりで、圭一にとっては都合の良い妻だったのでしょう。見下していたからこそ、さくらが勝手に家を出たことも自分のプライドが傷ついて許せないし、不倫に対する罪悪感もなく、むしろ不倫相手との関係を邪魔されたことで腹を立てているようにさえ思います。

さくらの言う通り、こんな自分勝手な卓弥のやり方では、金魚も奥さんも腐った水の中でもがき苦しんで死んでしまいますね。ようやく帰ってきたさくらをあれだけボコボコにしておいて、両親には未練がましくさくらの居場所を聞くという神経が理解できません。一体どうしたいのでしょうか。

そして、とうとうさくらは圭一と一緒にいることを決めたようです。圭一がいてくれれば、卓弥がやってきても安心ですね。さくらが圭一の金魚たちのように、伸び伸びと幸せに過ごしてくれることを願っています！