金魚妻・金魚妻⑥(6巻)ネタバレと感想

「金魚妻」6巻より金魚妻⑥のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

金魚妻⑥(金魚妻6巻)のネタバレ

さくらは幼かった頃、時々さくらの面倒をみてくれた叔母・あやと夏祭りに行きました。 さくらは金魚すくいに挑戦しますが、上手くいかず泣き出します。

店主が息子・圭一にコツを教えてあげるよう言うと、圭一は水面近くに泳いでいる金魚を簡単に救い上げてさくらに渡します。

さくらは喜び、あやの家の庭にある池で金魚を飼うと話すのでした。圭一はあやに飼育のことで困ったら連絡するようにと電話番号を渡します。

金魚屋を後にすると、あやの夫・幸喜が迎えに来ていました。 屋台のものを食べようとするさくらに幸喜は、屋台のごはんは汚いからだめだと言い、縁日の金魚はすぐに死んでしまうから返さなければいけないと言って金魚屋に返却してしまいます。

あやは幸喜があんなに心配性になってしまったのは自分のせいだと言うと、さくらに謝るのでした。

さくらが眠ると、あやと幸喜は庭の池について話します。 幸喜が子供の頃、父親に頼み込み作ってもらった池でしたが、金魚を泳がせるとすぐに死んでしまったのだそう。

あやがこの池で金魚を泳がせてみたいと言うと、幸喜は屋敷内では好きにしていいと言います。

さくらの母親がさくらを迎えにきて、あやは屋敷で一人になると、昨日金魚屋でもらった番号に電話をかけます。

すると、電話に出たのは圭一ではなく、圭一の父・福一でした。 あやは圭一でないことに驚きながらも、池の相談をします。 福一は昔金魚が死んでしまったのはコンクリートのアクが原因だと見抜き、長時間野ざらしにされていた池であれば既にアクは抜けているだろうと言います。

そこで、福一は金魚を持って、あやの家に水質チェックに行くことに。

福一が池の水を確認すると、既にアクは抜けていて、金魚を飼育できる環境になっていました。 庭でゆっくり話ながら、あやは幸喜に大事にされすぎて、つまらなくて死んでしまいそうだと言います。

長いこと屋敷に籠りきりで、家族以外と話すこともなかったようです。 そしてあやは半年前に流産し、誰の子でもいいから子供が欲しいと呟きます。

あやは福一を誘惑し、二人は身体の関係を持つのでした。

 

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金魚妻⑥(金魚妻6巻)の感想

さくらの叔母と圭一の父親は過去に身体の関係を持ったことがあったのですね。 しかも、幼いころさくらは既に圭一と出会っていて、金魚すくいをしていたなんて驚きです。さくらと圭一は偶然出会ったと思っていましたが、もしかしたらずっと前から結ばれる運命だったのかもしれませんね。意外なところで人間関係が繋がっていて面白いです。

また、さくらの叔母はどうやら夫に軟禁されていたようですが、一体過去に何があったのでしょうか。あやの発言や福一を迷いなく誘惑した行動を見ていると、他の男性を誘惑して不倫したことがバレてしまい、屋敷から出してもらえなくなったのでしょうか。

外のものと接することを潔癖なほどに嫌う幸喜の言動を見ていると、そんな気がしますね。