涙雨とセレナーデ・第49話のネタバレと感想｜Kiss5月号

「Kiss」5月号に掲載されている「涙雨とセレナーデ」第49話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

本郷財閥の裏取引を探り始めた孝章が横浜で気付いたのは、不審な男の影。自分に危険が迫っていることに気付いた孝章は、陽菜のことを菊之進に頼みます。孝章の嫌な予感は的中し、父と一緒にいるところ孝章は暴漢に襲われてしまいました。

孝章の怪我は幸い腹部と腕の切り傷だけ。一命は取り留めたと連絡を受けた陽菜は、泣き崩れてしまいます。自分たちのせいで用心棒を本郷から雇うことも出来なかったことに、陽菜はただ待つことしか出来ません。このような無力感に苛まれるのは何度目かわかりません。

わんわんと泣く陽菜に菊之進は、"上手いことやれば、見舞いくらいいけるぞ。"と笑います。そのためには変装が必要になりますが、その話は明日の朝しようと言われて、陽菜は部屋へと上がりました。その目にはもう涙は浮かんでいません。

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その頃孝章の父の元には、脅迫状が届きます。内容は孝章に跡を継がせるなというものと、次は命がないぞというもの。思わず父はその脅迫状を握りつぶしました。
一方孝章は布を噛み締めて、治療に耐えていました。心配なのは楽器を弾けるかどうかです。
いつか陽菜にセレナーデを聴かせると約束している孝章は、腕の傷は浅いと知って、静かに涙を流しました。

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翌朝、陽菜は菊之進と共に変装して出かけていました。派手な金髪の女性の陽菜とダンディな菊之進が訪れたのは孝章が入院している病院。陽菜が孝章に会いたいのはもちろんですが、本郷貿易や天久一座などの関係者が出入りしている建物に入りたくない気持ちもあります。

あと少しで病院、というところで突然菊之進が走り出しました。病院の出入り口には風間の姿があります。菊之進は風間に変装がバレなかったことを確認すると、孝章の病室まで案内をさせました。案内された病室はなんと大部屋。孝章の他に2人の怪我人もベッドに寝かされていました。未だ目を覚まさない孝章に駆け寄ると、陽菜は涙を流しました。

その頃病室の外で見張りをしていた菊之進は、廊下の先を見ると病室にとんぼ返りします。つい先ほど見たのは孝章の父です。菊之進は急いで、"本郷の連中がここまで来てる。"と陽菜を病室から連れ出しました。しかしその言葉は、同室の男に聞かれていて–––––––⁉

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まさかの孝章が襲われてしまいました。
危ない危ないとは思っていましたが、まさか本当に襲われて、入院するまでとは思っていませんでしたね。
ですが、怪我した孝章が陽菜のためにセレナーデを弾きたいからと腕の怪我を心配した時と、入院した孝章に駆け寄った陽菜の涙はなんだか2人の想いが繋がっているような感じがして素敵でした。
この2人の想いはなにがあっても引き裂くことは出来ませんね！
ですが、孝章と同室の男性の様子が気になりますね。一体彼は何者なのでしょうか？

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