涙雨とセレナーデ・第48話のネタバレと感想｜Kiss

2022年1月25日発売の「Kiss」3月号に掲載されている「涙雨とセレナーデ」第48話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

当初はどうなることかと思った凸凹で歪な陽菜たちの共同生活。
しかし通いの風間が家事が大得意だったことや、天菊寄りになっていく菊の助けもあって、陽菜は何とか無事に日々を送ることができていました。

そんな中、菊之進は考章に"自分は陽菜を心底気に入っているから、いっそお前が消えてくれれば好都合だとすら考えている。"と一色触発の牽制をしかけてきます…。

一方で武虎は、雛子の勉強熱心さを目の当たりにして驚いていました。
彼女は武虎から借りた分厚い10冊以上の学問所をたった5日で読破し、それだけでなくドッサリと武虎に質問状を書いてもってきたのです。
その量は紙の1枚2枚に収まるものではなく、両手で抱えなければ持てないほど膨大な量の質問でした。

内容を確認すると、それぞれの専門書を読んだ上での疑問点に加えて、雛子なりの発見や見解や仮説なども書き込まれています。

彼女の探求心の凄まじさに呆気にとられる武虎。 純粋に知識を求める彼女を前に、武虎は"自分がこれから雛子の知識の泉を無に戻すのか……。"と心の中で呟いてしまうのでした。

その日の夕食時―――。 明日は、考章が商談相手を交えての会合の後ホテルで食事をすると話を聞かされる陽菜。

その後、考章は雛子の最近の様子について陽菜に話をします。
泣いてばかりいた雛子が今は元気いっぱいに好きな人から個人授業を受けている……。それを思うと何だかジーンとしてきてしまう陽菜です。

同時に、武虎の元の世界へ帰れるんだという言葉が陽菜の頭の中でリピート再生されます。
思えばこんなに呑気にしている暇などはありませんでした。
早く答えを出して武虎の元を訪れなければ……そう考える陽菜ですが、自分が次に武虎と会うときは未来へ帰る時なのではないかとなんだか心に迷いが生じてしまいます。

翌日―――。 会合の後の食事へと向かう考章。 しかしそんな彼らを何者かがナイフで襲い…！？

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考章と菊之心との生活も残り1週間を切っています。

陽菜の中では様々な迷いが生じていました。 元の世界に帰るのを延期したいと考え始めてしまっているようですね。

決心を先延ばしにしてもいいことはない気がしますけど…気持ち的にすぐに帰るのは確かに今は無理そうですよね～。

そんな中での今回の事件…はたして考章は無事なのでしょうか…。

なんだか菊之心がかなり切ない感じになっていますね。
最近の菊之心は口紅を指すようになっており、かなり天菊寄りになってきているようです。 どういった信教の変化なんでしょうね。
なんだかとても複雑そうです……。

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