天堂家物語・第52話のネタバレと感想｜LaLa6月号

「LaLa6月号」に掲載されている「天堂家物語」第52話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

鴉の雇い主が隼人であることを突き止めたらん。復讐の念を改めて聞いたらんは雅人のそばにいることを決意しますが、一方天堂家には隼斗の婚約者である常子が訪れていました。

実は常子がやってきたのは、操が彼女を招待したからです。口さがない社交界の中でも毅然とした態度を取る操は常子の憧れで、なにより雅人がいるかもしれないという思いが常子の足を天堂家に向けさせました。招いた操は常子と歓談を楽しむとその後、紅葉が彩る庭を散策するように勧めます。
使用人に案内されながら庭を見て回る常子。
しかし常子の頭の中は、舞踏会で出会った雅人のことでいっぱいです。まるでおとぎ話の王子様だった雅人。ですが、常子の婚約者は隼人です。横恋慕はいけないと思いながらも、考えるのを止められません。
ぼーっと歩いていると常子は、案内の使用人とはぐれてしまいました。もしかしたら雅人と会えるかも、そんなことを思っていると1人の男性に出会います。着流しに羽織りを羽織っただけの隼斗です。儚い印象に彼のことを心配しますが、隼斗は常子の手を振り払うとどこかに消えてしまいました。
初めて自分の婚約者と顔を合わせた常子。想像していた人物とかけ離れた姿に、信じることが出来ません。
一方隼斗の自室に戻った榮は、らんを手に入れたいと騒ぐ鴉を睨みつけました。常子と出会ったせいで隼斗が自室に引きこもってしまい、出てきません。少し好転したはずの状況がまた振り出しに戻ってしまいました。

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その頃、らんは雅人と共にいました。ソファーに並んで腰を下ろし、次々に口移しで金平糖を食べさせられています。らんは"一緒に食べるのはどうですか？"と誘った手前、断ることは出来ません。ひとしきり雅人が満足するまで金平糖を食べさせられたらん。
らんは自室に戻ると、雅人への想いがあふれ出してきます。
ですが、その日の夜、屋根の上で待つ鴉の前にらんは姿を現しました。

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複雑に絡み合っていた糸がなんだかまた複雑になりました。
でも、らんと雅人の絆はそう簡単に切れる物ではありません！ただ、気になるのは常子と操の存在ですよね。常子はどうやら自分の婚約者の隼斗には幻滅してしまったみたいです。初対面が悪すぎました。でも、一方雅人に想いを寄せている様子。常子は小山内家の令嬢、正直らんが勝てる家柄ではありません。
これからの物語からも目が離せませんね！