デブとラブと過ちと！・第35話のネタバレと感想｜恋するソワレ

「恋するソワレ」に掲載されている「デブとラブと過ちと！」第35話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

リカコがついに退院する日を迎えました。
退院後のリカコは目の下にクマがありどこか朧げな瞳をしており、体調が万全とは言えない様子です。

リカコが母親に連れられて車に乗り病院を去ろうとすると、そこへ2人の男が話しかけてきます。

この二人は、捜査一課の南と谷川という刑事たちでした。

リカコの母親は、刑事たちに若干の憤りを感じている様子です。
それもそのはず。娘のリカコが自殺未遂を犯してやっと今日退院するというのに、そのタイミングで刑事なんかが話しかけて不躾に質問をしてきたのですから。

南たちが尋ねてきたのは、夢子が自殺未遂で廃墟から落ちた事件についてでした。
彼らは夢子が落下した事件を調べているうちに、周辺のコンビニの店員の証言から当時あの現場にリカコがいたことを知ります。
その他にもただの自殺未遂にしては不審な点が多すぎることに気が付いた南は、リカコが事件に関わっていると睨んで彼女に話を聞きに来たのでした。

母親が憤慨した態度を見せる中、リカコはそんな母親の言葉を遮りなぜか自ら刑事たちの質問に応じようとしました。
警察の事情を聞かれているというのに、リカコは驚くほど冷静です。
まるでいつかこうなることがわかっていたかのようでした。

しかしリカコは、当時は子供と一緒に自宅にいたと証言します。

当時のリカコが育児疲れから育児放棄気味になっていることをすでに知っていた南たちは、リカコの証言をさらに怪しみます。

それまでは冷静に刑事たちの質疑に応答していたリカコでしたが、ある話題を出されて突然取り乱し始めました。
リカコが取り乱した話題とは、夫の前園のことについてです。

一方で圭介は、夢子に対して自分の中で膨れ上がる気持ちに戸惑いを感じていました。

夢子のことを抱きしめる夢まで見てしまった圭介は、この止めようもない気持ちが恋であることにようやく気付きます。

圭介は途端に夢子を意識するようになってしまい……。

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リカコ側がかなり不穏な感じになってきました。南はおそらくリカコが夢子に怪我を負わせた犯人なのではないかと睨んでいます。現場周辺のコンビニスタッフの証言から、事件があった日に慌てた様子のリカコが道を走っていったとハッキリとした証言を得ている南からしたら、リカコが「当時は子供と家にいた」と発言すること自体がもう怪しさ満点ですよね。明らかに嘘をついているのがわかってしまいますし。しかしリカコが犯人だとするにはあまりにも証拠が少なすぎます。果たして南はどうやってリカコを追い詰めるつもりなのでしょうか。

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