十億のアレ。第16話のネタバレと感想｜ズズズキュン

「ズズズキュン」に掲載されている「十億のアレ。」第16話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

十億のアレ。・第16話のネタバレ

宮柳がアザミにキスをしようとしたその時、三倉の携帯が震えました。 出てもいい。と言った宮柳の言葉で携帯を取る三倉。離れにいるならすぐ逃げろとのことです。

地震のような地響き、それは宮柳を探しているたくさんの女性たちの足音だったのです。

宮柳の女性関係が明るみになってしまい、たくさんの女性たちは吉原通いを責め、結婚してあげると言っていた。と宮柳を責め立てます。

恐ろしい音が鳴り響く中、三倉はアザミを連れて屋根に上るよう指示するのです。

屋根の奥の踊り場、風が強いため三倉はアザミに自分の羽織を着せます。そして2人は上から宮柳を覗きながら宮柳の彼女たちを眺めるのです。

最近感じていた三倉の視線の原因はこの女性たちのものでした。

裏道を抜けていき、アザミは詳しい。と思います。そして三倉は自分の本当の真実を語るのです。

駆け落ちしていたわけではなく、片思いをし続けていたのだと…。

その女性が携帯の人魚の待ち受けの人か。と問うたアザミに対して、あれは戒めみたいなものである。と答えた三倉。そして彼は語り始めるのです。

汐織は月岡屋の3番手でした。 詐欺に引っかかり売られてきた彼女は美人でしたが、無愛想だったのです。しかしたった1人、彼女にも特別が居ました。

恋をしてバカになったことがない三倉は汐織のことが考えられませんでしたが、ある日遊女に恋をするな。と釘を刺されてしまうのです。自分だけは絶対そんなことはありえない。そう思っていました。

汐織は身請けの話をするようになりましたが、相手の会社が倒産してしまったのです。慰める三倉でしたが、汐織の泣き顔を見た瞬間、自分がずっと嫉妬していたことに気付いたのです。 手に入らないから、恋をバカにしていたのです。

三倉はどうすることも出来ず、汐織を脱出させることに集中しました。クルーザーのセキリュティの甘さに漬け込み、荷物と一緒に汐織を紛れ込ませたのです。

携帯を渡し、戻りたくなったら迎えに行く。そう言った三倉、彼女から電話がかかってきたら、三倉は彼女に人生を捧げるつもりでした。

とある日、汐織から着信がありました。急いで出る三倉、脱走を手伝ったことを責められ、彼が教えられたのは汐織の死だったのです。

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十億のアレ。・第16話の感想

あーーー！！！ 三倉めちゃくちゃに嫉妬深い男で、めちゃくちゃに好きな女性のために人生を捨てれるいい男でしたね(´;ω;｀)

そして両目のある三倉めっちゃかっこよくて普通にキュンキュンします。汐織のことがあまりいい女に思えなくて感情移入？っていうかアザミよりになってしまったのですが、三倉はやっぱり手のかかる子ほど可愛いと思うタイプなんでしょうね( ´艸｀)笑

汐織は詐欺にあい、遊女である汐織に熱を上げる男の人を一直線に好きになる、ちょっと抜けているけど気が強いタイプなので、ほぼアザミです(笑)

ちょっと違うのは芯の強さと肝が据わっていないことかなぁ。

まだ過去編続くと思いますが、なぜ汐織が死んでしまったのか、三倉がいまどの立ち位置なのか。気になるばかりでございます。