金魚妻・蜂蜜妻①(6巻)ネタバレと感想

「金魚妻」6巻より蜂蜜妻①のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

蜂蜜妻①(金魚妻6巻)のネタバレ

五人の子供の母親である美津は、結婚を機に東京から田舎に移住し、養蜂場で働いています。 月に一度は上京し、思いっきり遊ぶことで次の一ヶ月も楽しく過ごせるよう調整するのが毎月の定番で、今月も上京して髪を染め、18年ぶりに会った大学時代の男友達・赤石とお出かけします。

元美大生の美津はお店で油絵具を見て大喜び。 義理の祖母へ毛糸、義母へ刺繡糸、女子キッズ達には絵本、男子キッズ立ちにはゲームソフトやメモリーカード、そして自分自身には油絵具をお土産に選びます。

大学生の頃、美津が絵を描いているところに赤石がやってきて絵を褒めてくれます。 音楽科だった赤石は母親が再婚して前の父親からの資金援助がなくなり、大学をやめることになったと告白。バイオリンも売ると言う赤石はお金が欲しい、お腹がすいたと言います。

美津は農業の短期バイトでもらったというボトル入りの蜂蜜を赤石に差し出し、赤石は間接キスだと一瞬動揺しつつも食べます。

その夜、赤石は美津と一緒にひまわり畑へ行き、身体の関係を持ちます。 そして美津は赤石の子供を身ごもりました。

動ける前にお金を稼ごうと養蜂場で働く美津は、悪阻に苦しみ、周りのおばあちゃんたちに妊娠していることがバレます。

父親は分からないが産みたいのだという美津に、おばあちゃんたちは八郎の妻になることを提案します。東京から来た妻が田舎に馴染めず自殺してしまい惨めだから、と。

一人で子供を育てるのは大変で選択の余地がない美津は、仕方なく八郎と結婚し、田舎に嫁いだのでした。

美津は月に一度上京するたびに赤石を探しましたが見つけられず、十年後SNS上で赤石の情報を見つけ、今回18年ぶりの再会を果たします。

娘が本当の父親に会いたいと言っていることを伝えると、赤石も会いたいと言ってくれるのでした。

赤石は大学中退後、投資で裕福な生活をしているようで、美津が上京したときのためにと高層マンションを借りてくれていました。

今は田舎にいる家族のことは忘れなよと言って、赤石と美津は18年ぶりに行為をします。そして美津は元気よく田舎に帰っていくのでした。

 

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蜂蜜妻①(金魚妻6巻)の感想

18年前に出会った特別な異性と再会するってドキドキしますね。美津にとっては第一子の父親で、娘が会いたいと言っているから会わせてあげたかったでしょうし、赤石も学生時代のすてきな思い出のひとつである美津に会いたかったのでしょう。

今は奥さんがいる赤石ですが、ためらうことなく美津に会うことを決めたように思います。あの日、ひまわり畑で二人で作った忘れられない特別な体験をしたからこそ、18年経った今でもお互いが特別な存在に思えたのだと思いました。

18年ぶりに再会し、また身体の関係を持とうとする二人。お互いに結婚しているW不倫シーンですが、純粋な笑顔でポッコリしたお腹を見せあい、私たちは同じように年をとっていたんだね、と話すシーンがとても好きでした。