セフレの品格・第19巻のネタバレと感想｜JOUR

「JOUR」に掲載されている「セフレの品格」第19巻のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

セフレの品格・第19巻のネタバレ

リナが自宅で作曲をしていると、家の中に鈴の音が響き渡ります。

それは一緒に住んでいる社長がリナのことを呼ぶ音でした。

社長のもとへ向かいすぐに服を脱ぎ始めるリナ…。 どうやらこの2人には主従関係があるようです。

リナは社長に懐いた素振りをして、「身体が元気になる薬」を口移しで飲ませます。 しかしその薬の中は実は睡眠薬。

眠りこけてしまった社長を残して、部屋をでるリナ…。

マネージャーにもう済んだのかと聞かれ、リナは睡眠薬とバイアグラを入れ替えて飲ませたと言いました。

社長に知れたらただでは済まないわよとリナを軽く咎めるマネージャーですが、リナは構わないわと笑います。

なるほどなるほど…リナはやはり結局権力者に身体を売ってシンガーとしての今の地位を築いたわけですね。 大樹との再会で浮かない顔をしていた理由は、一度は彼の前で「もう身体は売らない」と誓ったあの約束を破って夢を叶えてしまったからのようです。

 

ふと大樹が誕生日であることを思い出したリナは、こっそりと家を抜け出して大樹に会いにいきます。

かつて住んでいたあの団地の屋上で落ち合う二人。 リナはチョコパイでケーキを作ってくれていました。

2人はリナが大樹の前を去ってからこの4年間で何があったののかについて語り合うことに。

そこで大樹はリナの壮絶な4年間を知ることになります。

バイトをしながらライブを続けていたこと。 一緒に旅に出たメンバーは次々に抜けていき、結局解散に至ったこと。 ジャズバーで歌を続けていると大樹にはなしていたこと…。

しかし実はジャズバーではなくストリップバーでリナは歌を続けていました。 美しい裸で美しい歌を歌う彼女を今の社長が見染めてデビューに至ったのです。 しかしリナはこの経緯だけは正直に大樹にはなすことができませんでした。 かつて彼と交わした「二度と身体を売らないという」約束を破ってしまったことに後ろめたさを感じていたのでした。

大樹はリナの話を疑うこともなく全てを信じました。

そうこうしているとマネージャーがリナを連れ戻しにきてしまい、2人は別れることに。

大樹は去って行くリナの姿をせつなそうに観ていました。 リナに会えば、リナに対する気持ちはあっという間に膨らんでいき身体の底から熱が込み上げてきます。

大樹はその疼きを抑えるために、沙羅の元へと向かうのでした―――。

 

 

実家に帰省をした沙羅。 リフォームを終えた実家のかつての自分の部屋は今やお風呂場に変わっており、なんとなく寂しい気持ちになる沙羅です。

実家には兄夫婦とその子供が同居しています。

沙羅は母親に二世帯住宅にしなくてもよかったのかと尋ねますが、母はそんなのは他人行儀だし孫の面倒も見られるからこのほうがいいと応えました。

子育てをあまり手伝う様子のない兄。 専業主婦の自分の母親は、家のことはすべて音ががやるという考えです。 そんな中で子育てにいそしむ兄嫁の真奈美…。

沙羅は真奈美に、兄が使えない奴で申し訳ないと謝りますが、真奈美は自分もとりえのない人間でこれくらいしかできないからと言いだしました。

すると沙羅は子供を産んで育てているんだからとても立派だしすごいと真奈美のことを褒めてくれます。 そんな彼女の言葉が胸に温かく響き渡る真奈美は、思わず沙羅に抱き着いてしまうのでした。

その後、真奈美は沙羅が実家に時計を忘れて帰ってしまったことに気づき、直接彼女のマンションに届けにいくことにします。

しかしそこで見てしまったのは男と身体を重ねる沙羅の姿で…。

後に彼女はその時の男が沙羅の恋人というわけではないことを知ってしまいます。

 

真奈美は、専業主婦の閉鎖的な育児期間の中でSNSを唯一の楽しみにしていました。 フォロワーを増やしたい、いいねを増やしたい…その欲がでてきてしまった真奈美は架空の書き込みをしてしまいます。

それは、先日沙羅のマンションで見てしまったあの光景を元に書いた嘘の書き込み。

しかし出来心で真奈美が書き込んだその嘘の投稿には、驚くほどのコメントがつき、フォロワーも一気に急増していて…。

真奈美はプロフィール画像や紹介文も偽りの者に差し替え、SNS上で「憧れの沙羅」を演じることで承認欲求を満たすようになっていってしまい…！？

 

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セフレの品格・第19巻の感想

これまた癖の強いキャラが登場ですね！ 沙羅のお兄さんのお嫁さんです。

SNSでは確かに理想の自分をまるでキャラクターのように演じる人って最近増えてきましたよね。 それで承認欲求が満たされるなら別にいいとは思いますが、元ネタに実在する人物を使ってしまうのは完全にアウトです。 もしひょんなことで沙羅の知り合いにこのことがバレれば、沙羅が迷惑を被ることになりますからね～。

しかも内容が内容だけにめちゃくちゃプライベートなこと！ これは早々にやめさせなければ…しかし沙羅は彼女が自分になりすましてSNSをしていることを知る由もありません…。