天堂家物語・第29話のネタバレと感想｜LaLa2号

LaLa掲載「天堂家物語」29話のネタバレと感想をまとめました。

村上の雑な助言のせいでいっそう雅人を怒らせてしまったらんでしたが・・・

天堂家物語・第29話のネタバレ

雅人が部屋を移すことになり、2階の洋室を掃除する立花とらん。 この部屋はもともと先々代当主が書斎兼寝室として使っていたものらしく、洋風なのは当主の趣味だといいます。

掃除も終わり廊下を歩く二人ですが、たまたま、以前らんが襖を触ろうとして雅人に怒られた部屋の前を通りかかります。 そのことを立花に話すと、どうやらその部屋は雅人のお母さんが亡くなった部屋とのことでした。

掃除を手伝った分今日の稽古が中止になったらんは、部屋でやることもなく暇を持て余していました。 ふと、頭に巻いていたてぬぐいを落としてきたことに気が付き、再度雅人の新しい部屋に向かいます。

雅人の部屋に向かったらんは、雅人が急に部屋を移したのは昨日自分が勝手に部屋に入ってしまったせいかもしれないと落ち込みますが、最近の雅人の行動を思い返し悶々とします。 その憂さ晴らしをするように、雅人の部屋でソファに飛び乗ったり布団にダイブしたりと暴れまくるらん。 暴れ疲れたらんはソファで寝そべり、目をつむりながら、「人を救うってなんだろう・・・」とじっちゃんに問いかけます。

そのころ学校から雅人が帰宅してきました。 出迎えた立花は、部屋を移したこととらんの稽古が休みであることを報告し、らんにねぎらいの言葉をかけてほしいと伝えます。 しかしそんなこと指図されるいわれはないと突っぱねる雅人。 立花は最近のらんに対する冷たい態度を注意するも、雅人はそれも聞き入れません。

厳しい表情のまま新しい部屋に戻った雅人がソファに腰をかけ明かりをつけると、横には眠っているらんの姿がありました。 「部屋を移した意味がない」と呆れる雅人ですが、まったく起きないらんを見て、立花が言っていた「休みなく頑張っている」という言葉を思い出します。 結われた髪を手ですくい、寝ているらんの頬に人知れず口づけをする雅人。

しばらくして目を覚ましたらんの上には雅人の上着がかけられており、らんはもう誰もいなくなった部屋で雅人の名前をつぶやくのでした。

天堂家物語・第29話の感想

お互いのすれ違いが見ていてとても切ないです((+_+)) 冷たい態度をとる雅人ですが、誰もいないところ（らんも知らないところ）ではらんに優しい態度で向き合っているのがまたもどかしいですね。

次回も楽しみです！

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