君を愛した10年間・第58話のネタバレと感想｜comico

「マンガボックス」に掲載されている「君を愛した10年間」第58話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

君を愛した10年間・第58話のネタバレ

翌日の早朝、涼生はさっそく佐藤市長の息子に電話をかけます。

電話に出た佐藤に、涼生はまず先日の土地の契約にあたって力添えをしてくれたことにお礼を言いました。 そして彼は直接お礼がしたいのと、海外で作っている健康サプリを体調の良くない親族に試してはどうか？という体で、佐藤宅を訪問するアポをとります。

佐藤は今日は予定もないし最近は遊びに行く元気もないから家に来てくれるならと快く住所を教えてくれました。

その直後、涼生は社員の迫田に電話をして至急財務部へ行き現金2億円を引き出すように命じます。 どうやら涼生は金にものを言わせて佐藤から恋人が使う予定の骨髄を買い取ろうとしているようです…。

 

大きなスーツケースを持って佐藤宅を訪れる涼生。 出迎えたのは彼の恋人と思われる小夏（コナツ）という男性でした。 小夏は全体的に色素のうすく、どこか儚げな雰囲気をただよわせていて、あの佐藤隆司を堂々と名前で呼びそ捨てる人物です。

2人の絆がそうとう堅いものだと察した涼生は、この交渉はなかなかやっかいなことになりそうだと考えます。

リビングに通されて話をし始める涼生と佐藤。 しばらく他愛ない世間話をしますが、佐藤のほうから今日はお礼をするためだけに来たのかと質問してきました。

涼生はさっそく、佐藤が育てている人の体調は今はどうか？骨髄移植はまだしていないのだろうと話を切り出してきました。

この「育てている」という言い回しが癇に障った佐藤は、簡潔に最近は体調が比較的よくて手術は来週の予定だと答えました。 そしてお昼の時間だからこちらはそろそろ昼食の準備をすると言って、涼生を追い返そうとしてきます。

涼生は途端に真剣な表情になり、せっかく来たのだからきちんと話をしようと言い出してきて…。

 

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君を愛した10年間・第58話の感想

涼生は何もわかっていません。 恋人の命を2億で諦めてくれと言われて諦める人間がいるわけないです…。 そもそも自分のせいでこんな事態になっているというのに、どこまでも態度があつかましい。 涼生は絶対に最終回では幸せにはなれないだろうなと思います。

そもそも償いの気持ちがあるならまずは自分の骨髄が適合するかどうか調べてみてもいいのに…。 佐藤をどう説得するつもりかは知りませんが、公私混同して会社の金を使おうとしている辺りももはや涼生に救いようはありませんね…。

にしても小夏くんは男の子？ですよね。 佐藤も同性愛者だったようです。 てっきり恋人は女性かと思っていました。 ものすごい可愛い系の美少年でした。