復讐の未亡人・第56話(15巻)のネタバレと感想

毒りんごcomicで連載中の「復讐の未亡人」第56話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

※56話は15巻に収録予定だと思われます。

 

復讐の未亡人・第56話のネタバレ

蜜は目隠しをされたま真言の上に跨らさせられていました。 真言が蜜を突き上げるたびに、彼女は身体を揺さぶられて規則的に声をあげます。 部屋の中には蜜の声とベッドが軋む音だけが響いていました。

 

蜜は、過去のことを思い出しています。 自分がまだ優吾の妻だった頃…蜜は目立ちすぎるその容姿を隠すために地味な眼鏡をかけて髪を真っ黒に染め上げて生活していました。

優吾が会社から帰ってきたのを出迎える蜜。

最近の彼は残業続きで帰宅も遅く、帰ってからも仕事三昧の日々を送っていました。

その原因となっているのが新人社員の真言せいだと、優吾は蜜に漏らします。 というのも、真言がバグを残さず見つけてくるため修正が業務時間内に追い付かなくなっていたのです。

バグを見つけてくること自体はありがたい話ではあるのですが…。 真面目で優秀すぎる真言の存在は部署内で少々イレギュラーな存在になってしまったようですね。

優吾は真言の教育係を任されていましたが、手取り足取り教えている時間がない彼はとにかく真言にひたすらコードを読ませることにしていました。

そんな中で蜜が書いたコードを読ませたこともあったのですが、真言は彼女のコードを見て迷いのない完璧なコードで美しい。だけどこんなコードが書けるならこの人にとってもはや世界は退屈でたまらないのではないか。謎を全て解いてしまった…そんな悲しみを感じる。と話したのです。

優吾伝いにそれを聞いた蜜は…自分のコードを美しいと褒めてくれ、また自分の本心を言い当ててくれた彼の言葉に衝撃を受けたのでした。

 

 

その後―――蜜は派遣として真言たちの会社へと入社してきます。

蜜が入社してきたのは修羅場の真っただ中でした。 出来上がったコードを眺めた蜜は、コードからも混乱が伝わってくるとポツリと呟きます。

プロジェクトメンバーたちの心は限界寸前でした。

この窮地を救ったのが、密。 彼女はネットで集めたコードを張り合わせて修正を加えて、ものすごいスピードでコードを仕上げていったのです。

真言も彼女の作業を手伝い始めるのですが、その中で彼女が例の完璧なコードを書き上げた「M」という人物なのだという真実を知り…。 漠然と「M」に対して好意を抱いていた真言は、彼女の手をとって思わず「好きだ」と伝えそうになるも、踏みとどまったのでした。

 

 

時はもどり、ベッドの上―――では、そんな思い出話をしながら裸のまま余韻に浸る2人の姿がありました。

密は、真言のような純粋な人を傷つけたくなくて会社への復讐に時間がかかってしまったとポツリと語ります。

2人は手を握り合い、瞳を閉じました。

 

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復讐の未亡人・第56話の感想

第一話で真言は密のことを「すい星のごとく現れた派遣社員」と表現していましたが…これを見ると確かに…と思ってしまうような登場の仕方でしたよね。 むしろピンチを楽しんでいるかのようにトラブル対処にあたる密はどことなく口元が微笑んでいました。 まさに天才ですよね。