復讐の未亡人・第65話(18巻)のネタバレと感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「復讐の未亡人」第65話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

こちらは18巻に収録されると予想します。

復讐の未亡人・第65話のネタバレ

萌愛の母・萌美は莫大な金を持って勝浦と逃避行をしていました。 しかし根っからのクズ人間である勝浦は1000万円の入った萌美のバッグを持ち逃げして彼女を置き去りにしてしまいます。

去っていく勝浦を目の当たりにする萌美でしたが、彼女はなぜか慌てる素振りも見せず、また全く悲しそうにもせず、ただ彼の背中を見つめるだけでした。

奪った金でキャバクラで豪遊をする勝浦。 しかし店の奥にはとんでもない人物が待ち構えていました。

それは…萌美の母…つまり散々話に出てきていた例の宗教の“教祖”です。

教祖は自身の娘と駆け落ちした勝浦を探しにこの町にやってきていたのでした…。

目の前の老人が教祖であることを知り、勝浦はとたんに怯えだします。 萌美から奪った金をちゃんと返すと叫ぶ勝浦。 教祖は物腰の柔らかい口調でお金のことは気にしないでいいと勝浦に語り掛けてきました。

すると教祖の側近のような女性のスマホに、先程の勝浦が顔面を殴って追い出した女性は鼻の骨が折れてしまっていたらしいという知らせが入ります。

すると教祖は唐突に勝浦に鼻の骨折の治療にいくらかかると思うか？と尋ねてきました。 勝浦はよくわからずとりあえず10万円くらいと答えます。

教祖は隣にいたマリアという女性に、あなたが夫から殴られて鼻を折ったとき治療にいくらかかったか？と尋ねました。 女性は手術代は安かったけれど曲がった鼻を直すのに120万円かかったと答えます。

先程勝浦が顔を殴った女性に手渡したお金は、100万円だけです。 勝浦はこの100万円で子供たちの前から消えろと女性に告げていましたが…これでは手術代すら足りないというのが現状でした。

しかもマリアが言うには、鼻の手術は耐えがたいほどの激痛を伴うらしく、彼女は手術の痛みを何とかできるなら全財産を失ってもいいとすら思ったほどだったと言います。

ここで教祖は勝浦に選択を迫ってきます。

同じように鼻を折られるか、それとも全財産を差し出すか…。

 

―――勝浦はその後、広い部屋へと入れられてしまいます。 壁一面が本棚になっており、全ての棚がミッチリと本で埋め尽くされていました。

部屋の中には複数の男女がおり、なにやら床を掃除しています。

彼らから冷ややかな視線を浴びる勝浦。 勝浦は必死の表情で、自分は教祖の娘の愛人だぞ！と叫びます。

そんな勝浦に対して彼らは、萌美様がお前を選んだのは魅力を感じたからではなく、使い捨てできるような人間で暇つぶしをしていただけなんだと告げてきました。

彼らは唐突に勝浦を持っていた箒で殴りだしました。

畜生から人間に矯正してやる！

そう叫びながら、彼らは冷徹な目で勝浦を打ち続けます。

ふと、カラリと音が聞こえました。 勝浦が目をやるとそこには床に落ちた一本のナイフが…。

 

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復讐の未亡人・第65話の感想

部屋にいた男女は信者の人たちかもしれませんね。 なんだか結局勝浦も信者にさせられてしまうのでは？と思えてきました。 萌美がなぜ勝浦と逃避行をしようとしたのか、なぜ金を持ち逃げされるときに焦る様子がなかったのか、これでわかりましたね。 彼女にとっては金も勝浦も、至極どうでも良いことだったようです。