復讐の未亡人・第72話のネタバレと感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「復讐の未亡人」第72話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

バレエで有名になりすぎた和代の元に、本当の両親が押しかけてくる展開に！

両親から逃れるために家出をした和代は、記憶喪失を装って大澤家の娘として迎え入れられることとなりました。
大澤家の妻・ときは娘を失くしたばかりということもあり、今は亡き娘の名前である「大澤エリサ」という名を和代に与え、まるで我が子のように可愛がります。

同時にスパルタ的なバレエの指導を受けさせ、ついに和代が15歳のときに大会で最優秀賞を勝ち取る展開に。
和代には一年間海外の名門バレエ学校に無償で留学する権利と、生活援助金が与えられることとなります。

このことはニュースでも大々的に取り上げられました。 しかし、目立ち過ぎたことが仇となり、なんと和代の本当の両親が大澤家に押しかけてくる事態に……。

和代は両親の前でも記憶喪失を装って何とか誤魔化そうとしますが、両親にはそれが通用しませんでした。彼らは、和代が思い出すまで何度でもここを訪れると言い出します。

とき先生が和代を邸宅に招き入れた本当の理由とは……

とき先生は、なぜか自ら和代の両親を邸宅で開かれるエリサ（和代）の壮行会に招きます。
場の雰囲気に馴染めない両親は、オドオドしっぱなしです。

そんな彼らに、とき先生はさらに不可解な行動に出ました。 なんと和代の母親に対し、今からでもバレエをやってみるべきだと熱弁しだしたのです。

和代の母親は、自分なんかが今更バレエをやったところで……と返します。

しかしとき先生は、なおも和代の母親を引き止めました。 人には犯してはならない罪が二つあると彼女は語りだします。

ひとつは、自分の才能を生かさないこと。
もうひとつは、人の才能を邪魔する罪。
それらを犯した者は才能を取り上げられるだけでなく、持っている者すべてを失うことになる。

その言葉に和代の母親はドキリとします。

その後和代は、なぜ両親たちみたいな詐欺師まがいの人間を邸宅に招いたのかとき先生を批難しました。

するととき先生は、こっちのことは自分にまかせて、和代は海外留学のことだけを考えていなさいと言い出します。
なんと、とき先生は和代の海外留学についてこれないと言い出してきたのです。 理由は、大きくし過ぎたバレエ教室の運営を続ける必要があるためでした。

和代はお金がないなら、自分がもともと持っていたお金がそのままおいてあるはずだと言い、お金を隠していた墓へと走ります。

しかし、墓の中に置いてあったはずのお金は一文たりとも消え失せていました。

直後、和代は何者かから背中を押されて墓の中に閉じ込められてしまいます。
聞こえてきたのは両親たちの声でした。

両親いわく、ここにあった金はとき先生が心臓の悪い一人娘の治療に使ってしまった莫大な資金の穴埋めのために使い込んでしまったのだと暴露してきます。

和代はこのとき初めてとき先生に騙されていたことに気が付きました。
しかし和代は悔しがることも怒ることもなく、これは自分がとき先生の邪魔をした罰なのだろうと、真っ暗な墓の中で静かに目を閉じたのでした。

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和代は言うほどとき先生の人生の邪魔をしていたでしょうか？ むしろ全体的な被害者って和代な気がするのですが……。

とき先生も、和代のお金を使い込んだのは悪気があったというよりも致し方なかったといった感じがしますけど真実はどうなのでしょうか。まだ和代の両親から聞いた話なので真意は曖昧ですよね。

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