復讐の未亡人・第61話のネタバレと感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「復讐の未亡人」第61話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

復讐の未亡人・第61話のネタバレ

 

おばあちゃんはうっとりしていました。 この年になって女としてみ見られて声をかけてもらえたのが嬉しかったのです。

しかしそんなおばあちゃんに凛はさっきの男性は詐欺師だったと思うと水を差すような一言を言い放ちます。

おばあちゃんはそんなに警戒していてばかりじゃろくに恋愛もできないと凛を窘めますが、凛はそんなもの興味ないとバッサリと言い切りました。

凛は、自分の母親は再婚相手に騙されて全てを失ったのだと伏し目がちに語ります。 おばあちゃんもカモにされないようにと忠告する凛。

しかしおばあちゃんは聞く耳を持ちませんでした。 もし男性が詐欺師だったとして、自分が満足した上で金を出すのなら契約の自由だとおばあちゃんは語ります。

それをわざわざ凛がケチつけるのはなぜか？ おばあちゃんは凛を指さして問いました。

もちろん凛はおばあちゃんが心配なのだと話します。

しかしおばあちゃんはその心配の根っこにある感情は何よと確信を突くような質問を投げかけてきました。

凛は考えます。 もしもおばあちゃんがあの男性に夢中になってしまったら…？

自分はもしかしたら見捨てられてしまうかもしれない。

凛はこのとき自分の本音に気が付いてしまいます。

おばあちゃんは凛の両方のほっぺたをパン！と叩き、哀れな詐欺師！と言い放ちました。 そして言いたいことを言ったらスッキリしたと腰を下ろします。

そうして最後には、男には懲りているから安心しなさい、今は凛と遊んでいる方が楽しいわと話します。

凛のように頭のいい子供を不遇のままにしておくと、思考の全てを復讐につぎ込む人間を生み出してしまう…自分はそれを防いでいるのだと、おばあちゃんは語るのでした。

 

とここでおばあちゃんは、いったいいつまで密に世話になるのかと凛に問い始めます。

もうすぐ子供が産まれるし、そうなったら凛になんかかまってられないからうちに来なさいと話すおばあちゃん。

凛は考えておくと返事をしました。

おばあちゃんは尚も子育ては壮絶すぎて凛には想像もつかないだろうと話してきます。

育児の壮絶さと過酷さを語るおばあちゃん。 さらにはもし一、密と真言の関係が崩れてしまったとき、凛には居場所なんかありっこないと話します。

その点、おひとり様の未亡人である自分なら心配はないと笑顔で語るおばあちゃん。

 

凛は結局この話を密へ話すことにしました。

すると密はあくまでも凛の意見を尊重したいといった考えのようです。

凛の気持ち…それは、おばあちゃんといるのも家族がいるみたいで楽しと思う反面密のところにもいたいという複雑な気持ちでした。

密は凛の望みを叶える為に、彼女に合鍵を渡すことにします。

来たいときにここに来ていいと話す密。

凛はそれを聞いて、おばあちゃんも密も自由すぎるなぁとボヤきました。

密は振り返り、笑顔でだって未亡人ですものと答えます。

 

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復讐の未亡人・第61話の感想

未亡人は自由で寂しい…というラストページがなんだか胸にグサっときてしまいました…。 「だって未亡人ですもの」と大きなおなかに手をあてながら微笑む密の姿は、なんとも言えない複雑な気分にさせてくれます…。