復讐の未亡人・第59話(16巻)のネタバレと感想

毒りんごcomicで連載中の「復讐の未亡人」第59話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

※59話は16巻に収録予定だと思われます。

 

復讐の未亡人・第59話のネタバレ

ハルカの復讐心を気に入ったサングラスの女性。

彼女は仕切り板を破壊したことは見逃すから、部屋にもどって暴れて来なさいとハルカたちをけしかけはじめました。

ハルカは部屋に戻って金目のものや酒をトイレに流し始めます。

金があれば何をしてもいいと思いやがって！そう悪態をつきながら彼女の脳裏に思い起こされるのは、これまで蕪城から受けてきた屈辱の数々です。

 

ある時、4人は蕪城によって裸にされて並ばされ、胸囲を計測されたことがありました。 しかしハルカとアキナだけは他の二人よりも胸のサイズが小さかったために、すぐに「カスタムしてこい」と蕪城に言いつけられてしまったのです。

整形による顔の痛みだけでもこんなに辛いのに、また身体にメスをいれるなんて…。 2人はためらいます。

しかし蕪城はそんな2人に対して、嫌なら出て行っていいけどこれまでかかったカスタム費用は全額返金してもらうと非情な言葉を吐いてきて…。

追い詰められるハルカとアキナ。 しかしそんな二人をナツミとフユカは嘲るような瞳で見つめていました。 アキナに対して乳首の形も悪いからついでに直してもらえば？と言ったり、ハルカに対してこの前は脂肪吸引もしてもらったくせにずるいわねと嫌味を言ったり…。

実はナツミとフユカは整形もそれほど必要とせず、もとからメイクで似せればいい程度の器量があったため…整形だらけのハルカとアキナのことを見下していたという背景があるのです。

 

過去の苦い思い出で頭がいっぱいになり、叫び声を挙げながら蕪城の部屋をめちゃくちゃにするハルカ。

アキナはそんな彼女を必死に止めようとしています。

そんな二人のもとに美花とサングラスの女性がやってきました。 彼女たちは部屋に会ったパソコンやUSBデータから蕪城が一体何者なのかを突き止めます。

彼はどうやら個人投資家として成功している若者のようです。 調べていくうちに証券口座のアカウントが5つもあることに気が付いた美花。

一つは蕪城自身のもの。 残りの4つはおそらく女性たち4人の名義のものです。 しかも5つの講座ともすでに億越えの資産になっている模様…。

アキナはこれを見て、やっぱり蕪城は自分たちのことを常に考えてくれているんだと考えますが、すぐにサングラスの女性がこれは借名取引だと指摘をしてきます。

なんと蕪城は4人に脱税の片棒を担がせていたのです。

これまで蕪城を信じてついてきたアキナはその場に泣き崩れます。 しかしハルカはそんなことだろうと思った…と半ばあきれ顔。

ハルカは美花にアカウントを自分の者にするようにお願いし、口座に入っている金を使って逃亡を図ることにしました。

去り際彼女はアキナに対して「お幸せに」と言葉を送ります。

アキナは…何のとりえもない自分を拾ってくれた蕪城のことを裏切ることができずに、その場に残ることに…。

 

蕪城がラウンジから帰ってくると、部屋がめちゃくちゃになっていることに驚いて叫び声をあげました。 彼は必死にハルカとアキナの姿を探します。

するとアキナが出てきて、ハルカが出て行ってしまうのを止めることができなかったと俯きながら答えました。

蕪城はすぐに君が無事でよかった！とアキナのことを抱き締めます。

フユカとナツミはその様子を見てあからさまに面白くない顔をしました。

アキナはそんな彼女たちの顔が愉快で仕方がありませんでした―――。

 

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復讐の未亡人・第59話の感想

ハルカを檻から送り出すことができて美花はどこか満足げでしたね。 ただラストの蕪城の様子を見ると…彼女たち4人のことを心の底から大事に思っていたのはどうやら本当みたいです。 時折「交換しちゃうぞ」と脅していたのも、口で言っていただけなのかも？と思ったり。 新しい人生のスタートを歩みだしたハルカですが…やはり旅館への復讐心はまだ消えていないのでしょうか…。 復讐に生きるよりは自分の幸せのために生きたほうが絶対にいいとは思いますが…壮絶すぎる人生を歩んできた彼女にはそんな言葉耳に入らないかもしれませんね…。