金魚妻・園芸妻①(2巻)ネタバレと感想

「金魚妻」第2巻より園芸妻①のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

園芸妻①(金魚妻1巻)のネタバレ

義姉・宮園花純が夫の弟・史久と同居を始めて三年。 史久は花純の娘・紀里にデレデレで、その日も忠久は紀里との会話を楽しみます。

すると、久々に帰宅した花純の夫・一久が腹を立てた様子で背後に立っていて、紀里を幼稚園に連れていくよう史久に命令するのでした。

一久たちがまだ幼かった頃、家族を蔑ろにする父親に反抗した一久は暴力を振るわれ、頭を割られ、悪魔のような人格になってしまいました。 それから母親は園芸に癒しを求め、父親は家族を捨てて消えます。

史久と紀里が幼稚園に向かうと、一久が花純に服を全部脱ぐよう命令します。

史久がもうすぐ帰ってくるからと拒否しますが、一久は聞く耳を持たず、花純は仕方なく要求に従うのでした。

二人が行為をしているところへ史久が帰宅。 物陰で隠れてみていたものの、一久に気付かれ、自分の代わりに花純と行為を続けるよう命令されます。

実は一久が花純と結婚したのは、史久が密かに花純に想いを寄せていたからで、好青年のフリをして花純に近づき、妊娠させ、逃げられない状況を作ってから本性を表したのです。そして忠久と花純で遊ぶために、たまに帰ってくるのでした。

一久の命令に従って、史久は花純と行為をします。 一久の機嫌を損ねると、その怒りが花純に向かい、さらには紀里にまで矛先が向かってしまいます。

そのため、いつも二人は一久の言いなりになるしかなかったのでした。

義母が亡くなる前、花純は義母の秘密を打ち明けられます。 優しかった一久に暴力を振るい、人格を変えてしまった夫をどうしても許せなかった義母。 園芸で毒を持つ花を育て、味噌炒めにして夫にた食べさせて殺害します。そして、死体をトイレの裏の土の中に埋めたのでした。

史久との行為の途中、花純は一久にも同じ花を食べさせたとを告げます。 二人の行為を笑いながら見ていた一久はいつの間にか死んでいました。二人は庭に一久を埋め、死体の上に西洋では魔除けになると信じられていた金魚草を植えました。

 

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園芸妻①(金魚妻1巻)の感想

前半、一久の人間性が酷すぎてドン引きしていたので、後半一久の父親と同じ方法で簡単に殺されて庭に埋められていく様子を見てすっきりした気分になってしまいました...。 最後はあっけなかったですね。

一久は父親に頭を割られてから人格が変わってしまったとのことですが、怪我でそこまで人格が変わってしまうのでしょうか。怖いです。

レイプ動画を撮って売るために、レイプしてポイ捨てした女性の家族に拉致され、局部を切られてしまったと、笑顔で語るのは本当に気味が悪かったですし、史久が想いを寄せているのを知って花純に近づき、逃げられないように妊娠させてから玩具のように扱うという鬼畜っぷりもすごいです。 代々、女性に伝わる殺人技のようになってしまっていますが、紀里はそんな方法を伝授されなくても幸せに生きてくれることを祈ります！