コータロー君は嘘つき・第77話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「コータロー君は嘘つき」第77話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

コータロー君の様子がおかしい……？

愛猫のモルタルの死は、コータロー君に大きなショックを与えました。骨壺に入って小さくなったモルタルを見つめながら、コータロー君は意味深な一言を呟きます。

その発言から、やはりコータロー君が自分の命が残り僅かであると考えていることが分かりました。

現在、学校は冬休み。みのりはコータロー君を含めたクラスメイトたちと、サリナの父親が経営する雪山の民宿の大掃除を手伝いに来ていました。

掃除が無事に終わると、大浴場でお風呂の時間。もちろん、男女で時間を分けます。

すると、女子たちはみのりにコータロー君とヨリを戻してどこまで進んだのか？質問攻めをします。

ハッキリとは答えないみのりですが、その反応から察するに、2人の仲が予想以上に進展していることを察する女子陣です。

その一方、楽しげな雰囲気の女子たちとは打って変わって、コータロー君は事あるごとに、どこか影を帯びた表情を浮かべていて……。

コータロー君の元気がない理由

モルタルの死はコータロー君の精神に大きなショックを与えましたが、どうやらコータロー君の元気がないのは、それだけが原因ではないようです。

これまで夏休み、冬休みとみのりや友達と過ごしてきたコータロー君ですが、楽しい休みが過ぎていくごとに、おそらく自分に残された時間をカウントダウンしてしまうのではないでしょうか。

ハルキ君の記憶？

実は、第77話には、モルタルの遺骨のそばに謎の青年の姿が現れます。実体はありませんでしたが、風貌から察するに、おそらくそれはハルキ君です。

この時コータロー君が見たハルキ君は、単なる幻覚なのかもしれないし、もしかしたらテレパスに意思を残す能力など、コータロー君にとって未知の能力がまだあるのかもしれませんが、詳細は明らかになりませんでした。

しかし、おそらくコータロー君の元気がないのは、ハルキ君が原因の1つであることは間違いありません。

コータロー君に変化？

何かと物思いにふけっているコータロー君。テレパスの彼は、誰かが近づいてくればすぐに気配を察することができます。

しかしラストページでは、みのりの接近に全く気付かないコータロー君が……。果たしてこれは何を意味していたのでしょうか。

もし、テレパスの能力が、心に大きなショックを受ける度に成長していくものだとしたら……今回のモルタルの死で、コータロー君のテレパスの能力が、更なる段階に進化してしまったという可能性も考えられますが、反対にテレパスの能力が弱くなるなんてこと、あるのでしょうか？

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楽し気なみのりたちの雰囲気と、陰鬱なコータロー君の様子が印象的な回でした。コータロー君はみのりが思っている以上に何かを思い詰めていますね。

単純に自分の短すぎる余生を嘆いているのか、それともやはり、ハルキ君の幻影（？）らしきものに何か嫌なことでも言われたのでしょうか。

そもそもハルキくんが子の登場で出てきた意味もよくわかりません。もしかしてハルキ君はテレパスの能力で意識だけモルタルの中に入っていた！？なんて可能性もゼロではありませんよね。