君を愛した10年間・第31～40話の漫画ネタバレと感想（第31話32話33話34話35話36話37話38話39話40話）

comicoに掲載されている「君を愛した10年間」第31話、32話、33話、34話、35話、36話、37話、38話、39話、40話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

君を愛した10年間・第31話のネタバレ

それから数日後、知念は涼生と口をきかずに寝床も別々に。 しびれを切らした涼生はずっとそのままなのか、俺を困らせるなと話しかけます。

僕のことを涼生がいなきゃ何も出来ない奴だと思っているのかという知念に、知念はずっと長生きするしそうは思っていないと言う涼生。 知念はその言葉を聞いて怒り花瓶を床に叩きつけます。

一緒にいたのはたったの14年だ！と声を荒げる知念に涼生は抱きついてなだめるのでした。

その夜。 涼生はバーで酔い潰れていました。 知念の名前を呟きながらうなだれてると、連れの男性が誰かに電話をし、涼生が酔い潰れているので迎えに来てほしいと呼び出します。

涼生が朝目を覚ますと、隣にいたのは愛人の智樹でした。 裸になっている2人。

涼生はやってしまった…という顔で、家も車も子会社もやるからもう関係は終わりだと智樹に言います。 智樹は泣きながら涼生にすがりますが、すぐに出ていく涼生。 そして、智樹は昨日の夜、涼生が自分を抱きながら知念の名前をしきりに言っていたことを思い出しショックを受けるのでした。

君を愛した10年間・第32話のネタバレ

知念が朝起きると、深見智樹が訪ねてきます。

すべてを察した知念は智樹を家に入れると、涼生と別れてくれと言う智樹。

知念は涼生に直接言えばいいと話し、智樹にいつから涼生と関係を持っているのかと聞きます。 涼生とは付き合って3年になると堂々と言う智樹ですが、知念は自分たちが付き合って3年の頃はちょうど流行り病があり、危ない状況にいた涼生はしきりに心配してくれたと知念は語り始めます。

自分が同じ状況に置かれていたらきっと同じように心配されていると言う智樹。

しかし、智樹は部屋に現れた知念の子猫を見て驚きます。

実は智樹は大の動物好き。しかし涼生が嫌うので飼うのを我慢していたのです。 それなのに知念は涼生と一緒に住んでいて飼えているなんて…智樹はショックを受けます。

智樹ここで負けてはいけないと無理やり笑顔を作り、涼生と喧嘩したのか？喧嘩するとすぐ家に来るようだから大変だ。 しかも10年大切にしてきたリングも捨てていた。知念のことがかわいそうだと思いリングは取ってあるので今度届けると嫌味ったらしく言います。

流石に知念もこの嫌味には怒り、出ていってくれと智樹を追い出すのでした。

興奮した知念は部屋で一人、また鼻血を流してしまいます。

君を愛した10年間・第33話のネタバレ

部屋に一人うずくまった知念は、思い出の詰まったリングを外し、床に落とします。

すると涼生が両手いっぱいのジャスミンを抱えて帰ってきて知念にキスするのでした。 思わず笑みがこぼれてしまう知念。

しかし夕食の時に涼生は知念がリングをしていないことに気が付きます。 失くしたと言う知念に、涼生は年明けまた買いに行こうと誘います。

夜、涼生に背中を向けて寝る知念。 頭の中は智樹に言われた嫌味でいっぱいで、誘ってくる涼生のことを思わず拒否してしまいます。

それでも抱こうとする涼生。 これからは優しくする…そう言う涼生に、これからなんてもうないと知念は悲しく思うのでした。

君を愛した10年間・第34話のネタバレ

目を覚ますと涼生は会社に行く支度をしていました。 今日は接待があるから一緒にいられないと寂しがる涼生を、知念は優しい笑顔で抱きしめます。

そして早めに帰ってきてねと送り出そうとしますが、涼生はなんと会社を休もうとします。 慌てた知念は大丈夫だと涼生を送り出しますが、ベランダから見た出勤する涼生を見て、一緒にいられる時間が少なくなってきていることを自覚し涙が止まらなくなります。

君を愛した10年間・第35話のネタバレ

知念がスマホを開くと、祐樹からのメールでいっぱいでした。

どうして連絡をくれないのか。 診察の予定だったがどうしてこれないのか。 自分の気持は本当だ。 貴方の恋人よりいい男だという自信がある。

などなど、知念は呆れてしまい祐樹に電話をします。 そして治療をやめると告げるのでした。

慌てて止める祐樹ですが、残された時間はどっちみち少ないのに治療する意味があるのかと言い、知念は電話を切ります。

すると、数時間後、怒った表情の祐樹が目の前に現れます。 どういうことかと祐樹は知念の身体を心配しますが、医者なのに多くの患者を見捨てて僕の所に来ている場合かと知念は怒ります。

祐樹は自分は医者だが救いたいと心の底から思うのは知念だけだと抱きしめるのでした。

君を愛した10年間・第36話のネタバレ

どうやら祐樹が知念を見つけられたのは探偵である兄のおかげ。 祐樹は知念の家に行き、置きっぱなしにされた猫たちを抱え、知念と一緒に車に載せ、兄のいる長野にでも行こうと言います。

知念は祐樹の気持ちには答えられないと遠慮しますが、友達だと思って一緒に仲良くして欲しいという祐樹。 知念は自宅の犬・ジロウまで連れてきた用意周到な祐樹に根負けし、祐樹と行動を共にすることに。

一方、そのころ自宅に帰ってきた涼生は猫も知念もいないことに落胆。 電話をかけてみますが知念はまったく出てくれなくて…。

君を愛した10年間・第37話のネタバレ

サービスエリアで休憩している祐樹と知念。 祐樹は涼生のことは知っている、遊んでいるようだから知念もしっかりと離れるを計画したほうが良いと言います。 しかし、涼生の浮気は習慣でありどうしようもない。自分も変わってくれることを信じて尽くしてきたという知念。

祐樹は状況を察し、それ以上何も言えないのでした。

車を走らせるともう夜の0時。 あたりに花火がいっせいに上がります。そう年明けだったのです。

祐樹は知念に箱に入った飴をプレゼントします。 甘いものなんていつぶりだろうかと喜ぶ知念。

そして知念は飴の入っていた箱を思い出としてもらうことにしたのでした。

君を愛した10年間・第38話のネタバレ

知念が帰ってこないので涼生は焦ってマンション業者に監視カメラを見せるように要求します。 すると数日前に智樹が知念の元を訪れたことを知る涼生。

涼生は怒り、智樹のマンションに行き、知念をいじめて楽しかったかと言います。 智樹は焦って手に持っていた荷物を落としてしまい、涼生はそこから無くしていたリングを見つけるのでした。

リングは涼生が眠っている間に智樹が外していたのです。 涼生はリングを自分の指にはめると、智樹は遊びで自分の本命は知念。もう俺の前に姿を見せるなと言い立ち去ります。

智樹は自分のしたことに後悔し、ただただ泣くのでした。

君を愛した10年間・第39話のネタバレ

涼生は成すすべもなくボーッとしていると、友人の医師である史也から電話がかかってきました。 史也は近々結婚するので結婚式に知念と一緒に出席して欲しいといいます。

しかし、知念が出ていってしまった、相手は恐らく医師で高級車に乗っており花を知念にプレゼントしていたと全てを打ち明ける涼生。

史也は他にも特徴を聞くとその医師が斉藤祐樹であり、白血病の専門医であることを思い出します。 そして涼生と知念の家に行った時に、大量の知念の薬があり、あれは白血病の治療薬であったことと結びつけます。

史也は急いで涼生の家に行き、薬の種類を確かめると涼生を殴りつけました。

そして 知念が白血病であること

知念とその医者を疑っている時、知念は治療中だったということ

涼生が遊び呆けている時、知念はとてもつらい思いをしていたこと

知念が服を脱ぎたがらないのは点滴の跡を隠すためだったこと

知念は病気の激しい痛みを我慢しながらも、涼生の乱暴な抱き方に耐えていたこと

史也は想像できる知念の苦しみを全て涼生に話します。

そして、とうとう知念はお前を捨てたんだと言う史也。

涼生は自分が遊んでいた間、知念が苦しんでいたことを知り、頭が真っ白になるのでした。

君を愛した10年間・第40話のネタバレ

知念が目をさますと、祐樹にお姫様抱っこされていました。 どうやら目的地に到着したものの、知念が車の中で眠っていたので運ばれていた様子。

知念は頬を赤らめるも、友達なんだから気にしないでと言われてしまいます。

祐樹は知念を別部屋に通し、友人の医者に電話をかけます。

どうやら祐樹は知念の入院手配をしていたようで、あとは骨髄ドナーを探すだけだと考えます。 そうこう考えているうちに祐樹はソファで眠ってしまいます。

愛犬の声で目が覚めると、外で知念が愛犬ジロウのシャンプーをしてくれていました。 祐樹も手伝うと、知念はとても楽しそうに笑います。

しかし知念は自分の命ももう長くはないし、祐樹に期待させるべきではないと思うのでした。

 

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君を愛した10年間・第31～40話の感想

このまま知念は祐樹と一緒にいたほうが幸せなのではないかなと思いました。 乱暴で短気で疑い深いけど愛情深い涼生。 そして優しくて一緒にいて安心できる祐樹。

知念は最後にどちらと一緒にいるのでしょうか。

また、涼生は知念の病気の件を他人から聞いて相当ショックだっただろうな…。 でも遊んできてたし、自業自得感も強いですよね…。