執事・黒星は傅かない・第63話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ 花とゆめ22号

2022年10月20日発売の「花とゆめ」22号に掲載されている「執事・黒星は傅かない」第63話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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燁子と柳森が衝撃の関係だった！

黒星と紫は、旅館で2人きりの時間を満喫していました。そんな中、紫たちは倫太郎の姉・杜若 燁子（かきつばた あきこ）から邸宅に呼び出されます。

そこで燁子の口から語られたのは、衝撃すぎる話でした。なんと燁子とその執事の柳森は、近々結婚する予定なのだそうです！

実は、若き日の2人は「お嬢様と執事」という立場でありながら、密かに愛し合っていたのだそうで……！？

燁子と黒星は、燁子からの声援を受けながら互いの愛を再び確かめ合います。

それから数年後……紫は高校3年生になり、黒星は再びイギリスへ発つことに。離れ離れの2人ですが、黒星がマメに連絡をくれるため、紫はいうほど寂しさを感じてはいませんでした。

しかしある日、紫は黒星の部屋の中で一つの宝箱を発見。気になって中を見てみると、そこには一枚のクリスマスカードがありました。紫はそれを見るや否や、自分もクリスマスにイギリスに行かなければ！といきなり思い立ち……？

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燁子と柳森の関係

燁子と柳森は若かりし頃に恋仲ではありましたが、当時はそんな恋愛が許されるはずもなく、燁子は泣く泣く杜若家に嫁ぎ、2人は離れ離れになってしまっていました。

2人が再会したのはそれから週十年後、今から約6年前のことです。怪我をしてまともに動けなくなった燁子の元に現れたのが、柳森でした。彼は自ら燁子の執事に名乗り出ます。

実は柳森は燁子が結婚をして出産し、夫を失くした後も、ずっと燁子のことを愛し待ち続けてくれていたのです。

ちなみに6年前というと、ちょうど柳森が唐突に西園寺家の執事長の座を黒星に託した時期と一致しています。

燁子がやたらと紫と黒星を応援してくる理由

そんな柳森と燁子の「互いに恋をする執事とお嬢様」の関係は、まさに今の黒星と紫と同じ状況でした。時代が違うだけで、互いに愛し合うことができなかった燁子と柳森。彼らは自分たちと紫たちが重ねて見えてしまい、思わず応援してしまったのだと思われます。

それにしても、燁子のことを待ち続けていた柳森の一途さは凄まじいですよね。相手の女性が結婚・出産しても尚、愛が絶えなかったというわけですから……まさに真実の愛です。非常に美しいストーリーでした。

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柳森と燁子さんの関係が衝撃的すぎました！しかも結婚まで考えているなんて……！若い頃離れ離れになった2人がやっと一緒になれるなんて素敵な話ですよね～。

それにしても宝箱のクリスマスカードを見た紫は、なぜ突然イギリスへ行くと言い出したのでしょうか。もしかしたら黒星から何かメッセージが残されていたのかもしれませんね。

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花とゆめ 執事・黒星は傅かない ネタバレ・感想

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