軍神と偽りの花嫁・第7話,8話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「軍神と偽りの花嫁」第7話と第9話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

妹への嫉妬心を燃やすシュンリン

突然、明琳（メイリン）の元を訪れた仙琳（シュンリン）。メイリンが自分よりもいい生活をしていることを知ると、シュンリンはあからさまに嫉妬心を燃やしてきました。

汪家から縁談を受けた頃は、汪 煌明（オウ コウメイ）がただの恐ろしい呪われた男にしか見えなかったシュンリンでしたが、こうして改めて見ると屈強で端整なイイ男にしか見えません。そんな男がメイリンの夫であることが、シュンリンはどうやら受け入れがたい様子です。

シュンリンは、妹のメイリンが受けている恩恵は、本来は全て自分が受けるべきものだったと考え始めます。もともとはシュンリンがメイリンを身代わりに汪家に嫁として突き出したのが原因ですが、自己中心的な考え方しかできないシュンリンがそのことを自覚することはありませんでした。

そんな中、シュンリンはある男と再会します。シュンリンはこの男を利用して、自分がコウメイの妻になるべく、裏工作を計画するのでした。

やせ細った豪

シュンリンが再会したのは豪（ハオ）でした。もともとはメイリンといい仲だった豪ですが、シュンリンに謀られて心移りし、結果的にシュンリンはメイリンから豪を略奪した過去があります。そんな豪ですが、数年経った今は何やらみすぼらしい姿をしてガリガリにやせ細っていました。当時は母親の病気に悩んでいた彼ですが、どうやら母親はすでに他界し、現在は金に困ってひもじい生活を強いられているようです。

メイリンへの未練

豪の口ぶりから察するに、おそらく彼はメイリンを振ったことを大きく後悔していると思われます。一度はシュンリンと恋仲になったはずなのに、再会したときに豪がまず尋ねてきたのはメイリンの現在の様子についてでした。

シュンリンの計画

どうやらシュンリンは、妹のメイリンが自分よりも満たされた生活を送っていることが許せない様子です。そのため、昔のようにコウメイをメイリンから略奪しようと裏工作をしかけてきます。果たしてコウメイも豪と同じようにシュンリンに騙されてしまうのでしょうか？

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シュンリンの自己中心的な性格が顕著に現れる回でした。自分でメイリンを身代わりに立てておきながら、今度は羨ましくなったからと言ってメイリンの生活を奪おうとするなんて……。

とにかくメイリンが自分よりもいい思いをするのが許せないシュンリンです。この様子から察するに、両親がシュンリンびいきなのも、もしかしたらシュンリンがそうなるように仕向けていたからなのかもしれませんね。

明凛（メイリン）……仙琳の代わりに呪われた汪家へと嫁ぐ。医術の心得がある。 仙琳（シュンリン）……明凛の姉。傲慢な女性。 汪 煌明（オウ コウメイ）……戦で呪われたとされる男性。30歳までに死ぬと言われている。 黄（コウ）……汪家へ嫁いだ明凛の侍女。明凛を慕っている。 豪（ハオ）……もともとは明凛といい関係だったが、仙琳に乗り換えた男。