軍神と偽りの花嫁・第15話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「軍神と偽りの花嫁」第15話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

姉から仙女対決の申し出

皇帝陛下が煌明（コウメイ）を捨て駒として使おうとしているというとんでもない王族の目論見を知ってしまった明凛（メイリン）！急いでこの事実をコウメイに伝えようとしますが、なかなか落ち着いて話ができる時間を設けることができません。

そんな中、メイリンの医療術はコウメイの部下たちの間で話題になりつつありました。医療術に詳しくない彼らからすると、本当にメイリンのことが仙女に思えているようです。

メイリンが汪家に嫁いだことは、様々な良い影響を与えてくれました。これまでは呪われた一族として、仕える武官も女中たちも陰鬱な日々を送っていた汪家でしたが、メイリンがそんな毎日の一筋の希望の光になっているように見えます。

メイリンもまた自分の存在価値を実感していました。しかしそんな矢先、皇帝陛下からコウメイが呼び出される事態に！なんと皇帝陛下は、メイリンと仙琳（シュンリン）に仙女対決なるものをさせるつもりのようで……？

医療術の心得がある人を仙女と呼んでいた

世界観的にはまだ薬や医療が浸透していない時代であるため、メイリンが使う医術は巷では神通力や仙女の力と呼ばれていたようです。つまり、医者＝仙女という構図になっているわけですね。それなのにシュンリンは、医術の力が一切備わっていないにも関わらず、愚かにもメイリンに仙女対決を申し出てきたのでした。

仙琳の力とは？

仙女は男と通じることで、相手の気を操作して病を治すともされていました。身体を使って皇帝陛下を誑かすことに成功したシュンリンは、ある意味では仙女としての力を持っていると言えるのかもしれませんが、それは人の命を救う力とは直結しないように思えます。

仙女対決の内容とは？

この世界での仙女とは「傷を癒す」「不老不死を与える」といった治癒能力を持った女性のことを指しています。そのため、仙女対決は傷や病を癒す能力の高さを競う可能性が高いです。ただ、その場合、シュンリンには全く勝ち目がありませんよね。皇帝陛下がすでにシュンリンの肩を持っているとしたら、仙女対決はメイリンに不利な内容を提示される可能性もあります。

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仙女対決でシュンリンが墓穴を掘らなければいいんですけどね。シュンリンはたいして医療術の心得もないし病や傷を癒した経験もないのに、なぜこうも仙女としての自信と自尊心だけは高いのでしょうか。

もしかしたら母親の教育の影響が強いのかもしれません。シュンリンは昔から妹と比べられて優遇され、母親の寵愛を一身に受けて来たので、根本的に「自分は特別で愛されるべき存在」だという考えが根付いてしまっている可能性があります。

反対にメイリンは、医療の本を読むのが好きだったため、医術の心得がある父親に懐いていたようです。

パパっ子の妹と、ママっ子の姉で、不仲になっていってしまったみたいですね。というよりシュンリンが単純にメイリンを嫌っているだけですが……。嫌いな理由ももしかしたら、メイリンにあらゆる才能が備わっていたことによる嫉妬心からなのかも？