軍神と偽りの花嫁・第9話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「軍神と偽りの花嫁」第9話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

豪と明凛が2人で汪家を出ていく！？

戦で心も体も疲弊していく煌明（コウメイ）ですが、そんな中で彼の心の希望になったのは明凛（メイリン）の存在でした。おそらくメイリンは死にゆく自分に皇帝が冥途の土産として贈った嫁です。

そうだとしても、コウメイはメイリンのことを心から愛し、尽くしてやりたいと思い始めていました。

夜、メイリンの部屋を訪れるコウメイ。しかしそこにいたのはメイリンではなく、仙琳（シュンリン）でした。シュンリンは、豪とメイリンが駆け落ちをしたから、自分が代わりにコウメイの夜の相手をすると申し出てきます。

ベッドの上で誘うようにコウメイに言い寄るシュンリン。果たしてコウメイの反応は……。

一方、メイリンは久々に再会した豪に案内され、ある場所に来ていました。どうやらそこは豪が務める娼館のようです。豪は果たしてメイリンに何をさせるつもりなのでしょうか？

コウメイがシュンリンを誘惑に応じるわけもなく

すでに心はメイリンに夢中になっているコウメイ。コウメイが愛しているのは、仙女の一族の長女ではなく、ひたむきに自分を支えようとしてくれるメイリンという女性でした。そんなコウメイがシュンリンの誘惑に惑わされるわけがありません。

皇帝の命令による婚姻

本来ならシュンリンが汪家に嫁ぐはずだったので、シュンリンが「嫁ぐ予定だった本物の長女は自分だ」と名乗れば、事態はまた一転する可能性もあります。しかし、シュンリンにはうかつに「メイリンは本当は仙女ではない」と公言できない理由がありました。それは、この婚姻が皇帝の命に従ったものだったためです。もし嘘がバレれば、メイリンだけでなく、シュンリンの一族全員が王族から咎められる可能性がありました。

金に困った豪は

豪が金に困っている理由は、家族が長い間、病気に犯されているためでした。数年前、あのままメイリンからの薬の処方を続けて定期的な診療を行っていれば、豪の家族もまだ生きながらえていたかもしれません。しかし、それを邪な気持ちで妨害してきたのはシュンリンでしたね。豪が本当に憎むべき相手なのはメイリンではなくシュンリンなのですが、正しい判断ができなくなった豪は、メイリンに身体を使って金稼ぎをさせ、責任を取らせようとしている様子でした。

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全てはシュンリンが自分の欲を満たすために周りを巻き込んでいるせいですね。シュンリン1人のせいで色んな人が不幸になっていきます。こんなんじゃ仙女どころか悪魔と呼ばれても仕方がないです。

そもそも、シュンリンは自分に仙女としての力が備わっていると信じて疑いませんが、何を根拠にそんなことを思っているのでしょうか。

一族に仙女のような力があったのだって、もともとは先祖の医療術が長けていたためであり、一族がもつ治癒の力は神通力的な力のことを言っているわけではなく、あくまでも医学的な力のことを指しているはずです。

シュンリンは本当にそのことを知らないのでしょうか。