星降る王国のニナ・第56話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜コミックDAYS

「コミックDAYS」に掲載されている「星降る王国のニナ」第56話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

セトがガルガダへと発つ

ガルガダとフォルトナの戦争をどうしても止めたい！そんなニナの願いを叶えるために、セトはガルガダへの帰還を決意しました。本心ではこのままニナとずっと一緒に旅を続けていたいと思っていたはずです。

セトと共にガルガダへ帰還すると思われたトート王子ですが、意外なことにスタービア王国に残るのだそうです。どうやらトート王子もガルガダでの生活にはかなり思うところがある様子。

一方でニナは、セトを送り出した後は、星の民の秘密を追うために、リンドルムへ向かおうと考えているようです。

そうして迎えた出向の日。セトは、残していくニナの事が心配でたまらない様子です。普段はあまり感情を表に出さないセトが、正直な気持ちをニナに伝えていきます。

星の力を頼らなくても

星の民の力を無意識的に発動させてしまうニナは、世界のすべてを願う通りに動かすことができてしまいます。しかし、願いを実現させるために出る他害は容赦なく、ニナ自身もその加減を制御することはできませんでした。願うことすら恐怖に感じるようになっていたニナに、セトは星の力がニナの願いを叶える前に、自分がニナの願いを自分が全て叶えてやると明言したのです。今回セトがガルガダへの帰還を決意したのも、同じ理由からだと考えられます。

三角関係は未だ変わらず

傍から見れば相思相愛の男女の別れにしか見えません。しかし、ニナの心の中にあるのは遠い地にいるアズールです。それを知っていると、セトとニナのやり取りを素直な気持ちで見守るのは少し難しいところではあります……。

再び交わるその時まで

ついに分かたれたニナとセトの道。しかし、2人が目指すのはどちらも「戦争を止める」という未来です。2人の道が再び交錯するその時まで。セトとニナは、それぞれの道を進むことになります。セトは、ひと月経たない間にニナのことを迎えにいくつもりのようですが、果たしてそれほど早く事態は収拾できるのでしょうか。

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ニナの決意もセトの決意も、どちらも尊過ぎます。セトは本当なら片時もニナの傍を離れたくないはずです。しかし、戦争を止めるというニナの願いを叶えるために、ガルガダ側から事態の収拾を図ろうとしています。

ニナがフォルトナ側の問題の解決に当たれれば一番いいのですが、国外追放された身ではそうもいきません。そのため遠回りにはなりますが、まずは星の民の力を探って、アリシャ姫を抑止することができれば、アズールの強行も止められると考えているようでした。

まだまだ旅は長くなりそうですね。