星降る王国のニナ・第60話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜コミックDAYS

「コミックDAYS」に掲載されている「星降る王国のニナ」第60話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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双子の王子との戦闘

砂漠の国リンドルムの双子の王子アスタとウールヴルは、破壊願望を抱いているような危険思想の持ち主たちでした。いまいち双子の悲願というものが具体的に見えてきませんが、とにかくこの王子たちは滅びの民（星の民）の力を悪用しようとしていることだけは確実のようです。

謎の囚人に星の民の力を吸収されてしまったニナでしたが、謎の声が力になってくれます。この謎の声の主は一体誰なのでしょう？星の力についてやけに詳しいようなので、もしかしたら星の民自らニナの手助けをしてくれている可能性がありますね。

さて、ニナは星の力を取り戻すために、双子の王子との戦闘を決意します。ヒカミ＆ニナVS双子の王子のタッグバトル！果たして勝負の行く末は！？

星の民の力が宿るのは「青いもの」

星の民の特徴ともいえるのが、恐ろしく済んだ色をしている青い瞳でしたね。もちろんニナも青い瞳の持ち主です。

そして今回、ニナの星の力を吸収したのは、どうやら囚人の腹の中に収められていた青い宝石だった模様。どうやら星の力は、青いものに宿る性質があるようです。

不安なニナが真っ先に思い浮かべた人は

今回、星の力を奪われるという今までにないピンチに陥ってしまったニナですが、不安に陥ったニナが真っ先に思い浮かべた人は、アズールではなくセトでした。

未だにニナと最終的に結ばれるのはアズールなのかセトなのか、読者の間では論争が繰り広げられていますが、やはりニナの心は若干セトに傾きがちなのではないか？と思わざるをえないシーンでしたね。

星の力の源について明らかになる

今回明らかになったのは、星の力にも底があるということでした。際限なく使えるわけではないんですね。力を貯めるには、他者から祈ってもらったり願ってもらったりする必要があるのだそうです。信仰心に近いものを感じます。

ニナが実は神のような存在である可能性が以前から示唆されてきましたが、あながちその予想は間違っていないのかもしれません。

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双子の王子の狙いはいまいち把握できませんが、とにかく王子たちが国民の命を軽んじていることだけはわかりました。2人は死が等しく平等に与えられているという概念に美学を感じているようです。

さて、王子たちは星の民の力を利用して一体何をしようとしていたのか。リンドルム王国の繁栄に使うと言うよりも、破滅の道を辿らせるために使おうとしているような気がしてなりません。

リンドルムには双子以外にも多くの皇子がいます。双子王子が他の皇子の命をどうしようとしているのかにも注目したいところですね。