星降る王国のニナ・第57話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜コミックDAYS

「星降る王国のニナ」第57話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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星の民を危険視する砂漠の王国

舞台はリンドルム王国へ。ちなみにリンドルム王国はヒカミの故郷でもあります。到達には砂漠を超える必要があるとのことで、なかなかに過酷な旅路が予想されました。

まず意外だったのは、トート王子がニナの旅路に自ら進んで同行したことです。

トート王子の本心はわかりませんが、徐々にニナに対して心を開きかけているのが伺えます。トート王子も、この旅で自分の中の何かを変えたいと考えているのかもしれませんね。

一行はオアシス集落へ到達。リンドルム王国は辺境の果てにある国であるため、情報が入りにくい地域でもあり、未だに差別も横行する地域なのだとか。

特に、南へ下るほど星の民を危険視する傾向にあるのだそうです。王宮の兵士の中には星の民を狩るために部隊もあるのだとか。

もしニナが星の民の血を受け継いでいる事がバレれば、やっかいな事になりそうですね。

まったく穏やかではない地域に足を踏み入れたニナ一行ではありますが、読者としては、ニナとヒカミが再び共に行動するシーンが見れて少しほっこりします。

リンドルム王国の歴史

情報が入りにくい地域ということは、逆に、国内の情報が外に出ていきにくいとも言えます。もしかしたらリンドルムは星の民によって過去に大損害を被るなど、他国に知られていない黒い歴史があるのかもしれません。

そうでなければ王都の兵士が星の民を狩るなんてするはずないですからね。

星の民の力によって豊かだった土地が砂漠と化したとか、星の民の力を使った敵国に砂漠の土地へと追いやられたとか、星の民の力が強大すぎるせいでその脅威についてはいくらでも想像がつきます。

星の民の情報は確実に手に入りそう

これまでは、星の民は願ったことを現実のものにするという驚異の能力があることがわかっています。

星の民が国が繁栄すると願えばその通りになり、国が亡びるように願えばその通りになるのです。

おそらく、砂漠の都市のリンドルム王国は、過去に星の民によって壊滅の危機に瀕した歴史があるのでしょう。過酷な土地にも今なお生き続けるのは、星の民に対する反骨心からなのかもしれません。

星の民と砂漠の人々、なかなかに因縁が深そうですね。

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リンドルム王国がなかなか物騒な国であることがわかりました。温室育ちのトート王子にこの先の旅路が耐えられるのか不安なところです。

リンドルム王国がヒカミの故郷というのもあり、ヒカミの幼少期のストーリーが垣間見れるような気がしています。

かつてはお馴染みの2人だったヒカミとニナでしたが、ヒカミが素性を明かしたことによってこの2人が一緒に行動する機会はほぼ皆無になっていました。しかし舞台がリンドルム編になってからはヒカミとニナの2ショットがたくさん拝めるので、ヒカミファンとしては嬉しい限りです。

『星降る王国のニナ』は2024年10月にアニメ化が決定しており、ますます盛り上がりを見せている作品です！

放送日程は以下のようになっています。ぜひマンガもアニメも合わせてチェックしてください！

TOKYO MX 10月10日より毎週木曜22:00～

BS朝日 10月11日より毎週金曜23:00～