星降る王国のニナ・第19話のネタバレと感想｜BELOVE5月号

2021年4月1日発売の「BELOVE」5月号に掲載されている「星降る王国のニナ」第19話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

星降る王国のニナ・第19話のネタバレ

アズールとの密会を交わしたニナは心ここにあらずでした。 考えることが多すぎて思考が停止してしまったのです。

ヒカミに尋ねてもアズールの真意については誤魔化されるばかり。 しかし彼女はこれだけはハッキリと言いました。 “アズール王子は立ち上がったのだ”と。

アズールがニナを必ず本国へ連れ戻すと宣言した件についてヒカミは言及します。

フォルトナには子供から大人まで誰もが知っている神話がありました。 もともとフォルトナにとって星の巫女であるニナは他国に奪われてはならない存在であるはずなのです。 アズールが奪い返すというのであれば、ニナは何もせずに彼にすべてを任せていればいいとヒカミは言います。

ニナはその言葉に納得することはできませんでした。 自分の知らないところでアズールだけが主にを背負って暗躍しているという状況が心苦しかったのです。

 

あからさまに落ち込んだ様子のニナを、セトはまたも心配します。

2人でソファに座っているセトとニナ。 するとセトはおもむろに再びニナに口づけをしようとしてきました。

セトのキスに好意の意味が含まれていることに気付いているニナは、今こんなにふわふわとした気持ちで彼のキスを受け止めることはできないとこれを拒みます。

なら何ならしていいんだと尋ねてくるセト。

ニナは恥ずかしそうにぎゅっとするくらいならいいと答えました。

言われた通りニナにすり寄ってくるセト…。 ニナはまるで大きくてきれいな獣になつかれているような気分でした。

ニナはなんとなくセトに、フォルトナ侵略をやめてほしいと言ったらどうする？と尋ねてみます。

セトはフォルトナの侵略は決定事項であると述べました。 さらに「フォルトナの姫を嫁にした者に王位を継がせる」という真の意味は、ガルガダとフォルトナの間に生まれる王子が支配に都合が良いという意味です。

誰もフォルトナの姫の意志なんて知ったことはない…姫はただの傀儡であり政略の道具でしかない…政略結婚などの話に慣れているセトは何気なくその話をしますが、ニナにとっては心に刺さる言葉の数々でした。

ニナは自分の無力さに落ち込みますが、自分の大切なもの全てを護るために今戦わなくちゃいけない相手はガルガダ王本人であることだと実感します。

 

ニナは大胆にも闘技大会にてガルガダ王に直々に自分にフォルトナをもらえないだろうかと直談判をします。

ニナの言葉が相当意外だったのか、ガルガダ王は声高らかに笑い声を上げ、テントの中からついにその姿を現わしました。

するとなんと…ガルガダ王であるノア・ハレはまさかの女性で…！？

 

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星降る王国のニナ・第19話の感想

まるで海賊みたいな勇ましいいで立ちの女性が現れました。 片目には眼帯をしており、鋭い眼光です。

予想ではおじいちゃんみたいな王をイメージしていたのでこれは意外でしたね…。 というかノア・ハレはセトたちとあまり年も変わらないみたいです…。 なんだか謎に包まれた人物ですが、次回でノア・ハレがどういった人物なのか明らかになるのでしょうか。