星降る王国のニナ・第27話のネタバレと感想｜BE LOVE 1月号

2021年12月1日発売の「BE LOVE 」1月号に掲載されている「星降る王国のニナ」第27話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

「星降る王国のニナ」の各話あらすじ・ネタバレはこちらから！↓

【最終回予想】 「星降る王国のニナ」最新話・全話あらすじ（ネタバレあり）・感想まとめ ｜結末はどうなる？

「BE・LOVE」に掲載されている「星降る王国のニナ」のネタバレと感想です。 文字の...

ホルト将軍を見つけ出すことに、アンや自分の命を賭けてしまったニナ…！ 監獄内は、このニナによる囚人解放運動にザワめき始めていました…。

大怪我を負ったヨル皇子は、ニナの勝手な決断を非難します。 "きっとホルト将軍は絶対に見つからない算段になっているはず…勝てるわけがない！"と爪を噛むヨル皇子。

それなのにニナは謎の自信に満ち溢れていました…彼女はキリッとした表情で一人で牢をでて、監獄内の捜索を開始します。

"ニナはホルト将軍の顔を知らないだろう！？"とヨルが絶叫しますが、ニナの耳にその声は届きませんでした。

ニナが牢を出てほどなくして、例の謎の囚人・ソルが声をかけてきました。 "どうやってホルト将軍を探すつもりなの？"と面白そうにニナについてまわってくるソル。

ニナはしばらくソルのことを放置しますが、ふとソルは"ニナが全然ホルト将軍のことを探していない。"と指摘し始めます。

そう、ニナはハナからホルト将軍を見つけ出すつもりはなかったのです。 彼女がホルト将軍の捜索と銘打って歩き回っていたのは、監獄内の様子見のためでした。

なんとニナの真の目的は…監獄長を拉致すること…！ ニナは監獄長を人質にして盾にしてしまう作戦を思いついていたのでした！

あまりにも思い切ったニナの考えに、ソルは思わず吹き出してしまいます。

ニナが建物の外を歩いていると、囚人たちが窓から声をかけてきました。 "自分たちはホルト将軍については知らないけれど、立ち入り禁止の場所にいくつか検討がある。"と彼らは申し出てきます。

どうやらこの囚人たちは、ニナの大それた演説で「奴隷解放」を条件に出したことから、ニナに少しでも協力したいと考えているようです。

ソルは囚人たちと話すニナの後ろ姿を見ながら、過去を思い出していました―――。

ソルはもともとガルガダの王室に仕える身でした。 とにかく知識を得ることに対して貪欲だったソルの趣味は、あらゆるものの開発です。 元より知識を得たいという自身の欲求を満たすための開発。 人々の為に便利なものを…と言えば後付けになりますが、ソルは開発していくうちに自分が作った発明品を使った人々に、お礼を言われることが…まんざらでもなくなってきていました。

ソルの発明はノア（現ガルガダの女帝）も認めるほどのものでした。 彼はノアとも親睦のある人物だったのです。

しかしある日、ソルが発明した拳銃が悲劇を呼び起こします。 当時の王（ノアの兄）に猟銃を発明してやったノア。 彼はあくまでも狩りを楽にするための物として銃を開発しました。

しかし当時のガルガダ王は、その場で試し撃ちとも言わんばかりに傍に居た侍女の頭部目がけて銃弾を発砲したのです…。

その侍女は、"ノアの発明によって洗濯物が楽になりました。"と笑顔でお礼を言いに来てくれた侍女でした。

その時ソルが抱いた感情が悲しみだったのか絶望だったのか…それはソル本人にもわかりません。 ただはっきりとしていることは、この発明は封印すべき代物だということ。

ソルは、ガルガダ王の銃に密かに細工を施します。

そしてガルガダ王は銃の暴発によって呆気なく死去し、ノアが次期国王の座に就いたのです。 兄の死を嘆くノアを前に、ソルは自らが王の命を奪ったのだと申告します。

証拠がないため直接的な罪には問われなかったものの、ソルは銃を作った責任を負うために自ら監獄送りを希望したのです。

ソルから最後に言い渡された言葉…それは、"二度と外に出ることなく好きなことだけをして余生を監獄の中で過ごせ。"というものでした。

ふと気づくとソルの目の前にニナが立ち、"顔色が悪いが大丈夫か。"と尋ねてきています。 ソルは正しき道を示す星の光を歩む、星の民の話に賭けてみることにしました。 彼はニナに"ホルト将軍の居場所を教えてやる。"と言いだしてきたのです。

ソルはニナを地下道へと連れて行きます。 地下道の奥底にあったのは、大きな水溜まりでした。 ソルは、"ホルト将軍はここに沈んでいる。"と言いだします。

ニナはすぐにホルト将軍がすでに死んでいるのだと察し、ソルは骨をとってこいと言っているのだと解釈しました。

ニナは自分のためではなく、ソルのために湖に入ることを決断します。 しかし沈んでいたのは骨ではなく、一本の重厚な槍でした。

それを引き上げて湖から上がってきたニナ。 ソルは、笑顔で自分に槍を差し出すニナに、一目惚れも似た感覚を覚えてしまいます。 そのときソルは確信しました。 じぶんがこの監獄でずっと待っていたもの…それは、自分の絶望を消し飛ばしている存在だったのだということに…。

直後、衛兵たちがやってきてニナたちは身柄を拘束されそうになってしまいます。 ヨル皇子やアンが人質にとられていました。

するとソルはニナを後ろに下がらせ、槍を手にして髪をかき上げ眼鏡を外します。

ヨルはその姿をみてワナワナとしながら、"あれは…ソル・ジーナホルト将軍じゃないか！"と声をあげはじめて！？

ソルは衛兵たちに向かって、槍を構えます…！

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

なんと…！あの妙な囚人の正体がホルト将軍でした！ 死んでいたわけではなかったんですね…。 これはめちゃくちゃ面白い展開になってきましたよ…！

星降る王国のニナ・第28話のネタバレと感想｜BE・LOVE 2月号

ついに目覚めたセト！しかしニナの姿がないことを知った彼は、従者を突き飛ばしてノア王女...