復讐の未亡人・第57話(15巻)のネタバレと感想

毒りんごcomicで連載中の「復讐の未亡人」第57話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

※57話は15巻に収録予定だと思われます。

 

復讐の未亡人・第57話のネタバレ

真言に言われてラウンジに朝食をとりに来た凛。

ふと見ると目の前にはセレブ感溢れる若い男性が座っていました。 彼の名前は蕪城（かぶらぎ）。 彼は両脇に全く同じ顔・全く同じファッションの黒髪の美女を侍らせています。

女性二人は蕪城のことを慕っているようにも見え、どこか口元に笑みを浮かべていました。 どことなく異様な空気が彼の周りを漂っています。

凛は朝食を取りながら、黒髪の美女たちのことを双子か何かだと思いました。

すると祖母が後ろからやってきて、あいつらは人間のクズだから見てはいけないよと言いだしてきました。

祖母は自分がここに住み始めた時は畑に囲まれたのどかな場所だったけれど、最近ではその面影もないほど大きなビルに埋め尽くされてしまい…集まってくる人間は拝金主義の下品な奴らばかりだと悪態をつきます。 しまいには香水臭くて紅茶の紅茶の香りが台無しとまでボヤきはじめ…。

凛はそんな祖母に、地主老人ばかりで加齢臭が充満するよりはいいんじゃないの？と嫌味を返しました。

互いを「クソガキ」「クソババア」と貶し合う二人です。

 

そんな二人の会話を聞いていた蕪城たち。 両脇の女性は下品なお婆さんと孫ね、地主ガチャに当たっただけの脳なしのくせにと言い放ちました。

そんな女性たちに蕪城はみんな同じようなものなんだから仲良くねと笑顔で言います。

 

一方で車いすの男性を介護している美花。 彼女が友達にもらった御守りを車いすの男性に見せてやっていると、サングラスをかけた女性はそんなもの反吐が出ると見下した言葉を吐いてきました。

彼女たちがそんなやりとりをしていると、突然ベランダの衝立板が破られ、二人の女性が現れます！

その女性というのが…どういうわけか今現在ラウンジで蕪城と共にいるはずの2人とまったく同じ顔で…。

うーんどういうことでしょうか！ まさかの4つ子！？

黒髪の女性たちはどうやら何かからの助けを求めている模様。

サングラスの女性は黒髪の女性二人に不法侵入よ、3回警告する間に出て行きなさいと冷たく言い放ちます。

しかし黒髪の女性二人は声を荒げてお願いだから助けてほしいと訴えかけてきました。

サングラスの女性は舌打ちをしてこれを拒否し、さらに二人の匂いから彼女たちが大麻を吸っている事を指摘。

切羽詰まった彼女たちは何と美花を人質にとって話をきいてほしいと必死に訴えかけてきます。

聞くと彼女たちの顔がそっくりなのは血縁のせいではなく、整形によるものだと言うのです。 そして現在二人は骨まで削るほどの大がかりな整形の後遺症で痛みに耐えていると言います。

しかも痛み止めを「他の二人に捨てられた」と2人は言いだしてきて…。

 

そのころ、ラウンジでは…。 ベランダに侵入してきた彼女たちとまったく同じ顔の女性二人が、相変わらず蕪城の側に寄り添っていました。

片方はしきりに自分の匂いを気にしている様子。 そしてもう片方はさっきから気にしすぎだと片方を窘めています。

それを聞いた蕪城は、笑顔で笑いながらこらこら仲良くできないなら“交換しちゃうぞ”と言いだしてきて…。

 

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復讐の未亡人・第57話の感想

ふむふむ…つまり蕪城は4人の女性をまったく同じ顔に整形して自分の傍らにまるでペットのように置いているようですね。 その目的は今はまだ定かではありませんが…。 果たしてこの蕪城という名の男の目的とは何なのでしょうか。 一見して蕪城の忠実なペットのようにも見えていた女性たちですが、どうやら彼女たちは一枚岩ではないようです。 助けを求めて部屋からの脱出を試みているということは、彼女たちは強制的に整形させられてしまったということなのでしょうか…。