執事・黒星は傅かない・第21話のネタバレと感想｜花とゆめ14・15合併号

2020年6月19日発売の「花とゆめ」14・15合併号に掲載されている「執事・黒星は傅かない」第21話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

執事・黒星は傅かない・第21話のネタバレ

幼いころから海外での仕事が多かった紫の両親。 いつの日か両親と一緒に見た花火の光景は、紫の心に大切な思い出としてずっと刻み込まれていました。

 

幼稚園に行くようになってからは両親の代わりに黒星が世話を焼いてくれるようにもなり、気が紛れるようになります。

しかしやはり両親のいない寂しさを拭うことはできず、幼い紫は必死に両親への恋しさに耐えていました。

初等部3年生になる頃には、その黒星さえも執事修行へイギリスへと発ってしまいます。 しかも幼馴染には変わらずに罵詈雑言を浴びせられ続ける…。

紫の世界は急速に色を失っていきました。

 

そんな中、普段我慢をさせている分、帰国中だけは甘やかしてやりたいという思いから、両親は紫に「欲しいものはないか」「行きたいところはないか」としきりに尋ねます。

普段なら仕事が忙しい両親を気遣って我慢をする紫でしたが、この時ばかりは少しワガママを言ってみたくなりました。

そこで、昔のように別荘に行って一緒に花火が見たいと言い出したのです。

 

花火大会当日―――。 両親は空港から直接別荘へ行く手筈でした。

別荘で両親の到着を待つ紫。 両親は少し遅れて到着するとのことで、先に屋上で花火を見ているようにと電話が入ります。

しかし紫は花火が見える屋上ではなく、一番上の空き部屋へと向かいました。 ここなら両親の車が入ってきたらすぐに見えたためです。

花火が始まります。 紫はワクワクしながら両親の到着を待ち続けました。

しかし、やがて花火の音が鳴りやんでも…両親がやってくることはなかったのです。 2人はそのまま道中で不慮の事故に遭い、帰らぬ人となりました…。

 

 

大人になった紫は、今も変わらずにあの空き部屋に座って窓の外を眺めていました。 あの時と同じようにすでに花火は始まっています。 ここで待っていても、この部屋には誰も現れるはずありません。

紫の心は、両親を無くしたあの日以来、ずっとここに捕らわれたままでした。

しかし、誰も来るはずのないこの部屋のドアがバンッ！と開きます。

現れたのはなんと黒星です…！

当時のメイドから事情を聞いて、紫がこの部屋で孤独に悲しんでいるだろうと踏んだ黒星が、駆け付けてくれたのです！

黒星は、紫を抱き締めました。 そしてずっと“自分のワガママのせいで両親を死なせてしまった”と罪悪感に捕らわれる紫の心を絆してやるような言葉をかけます。

黒星は紫の手を引いて屋上へと誘いました、

黒星と手を繋いでで見る花火。 それは、きらきらと輝く色とりどりの世界でした。 紫の世界にまるで光がもどってきたようです。

花火の爆音で鼓膜が振るます。 きっと今なら誰にも聞こえません。 ほんの少し、ワガママを呟いたって…。

“本当は許嫁なんてイヤ…好きな人がいるの。ずっとずっと、黒星のことが大好きだったの。”

しかし、花火の音に紛れて呟いたつもりが…この言葉はしっかりと黒星の耳に届いていて…！

黒星は紫に顔を近づけ、“愛しています”と返事をしながら、紫にキスをします―――。

 

執事・黒星は傅かないの最新話を無料で読むには？！

『執事・黒星は傅かない』の最新話を今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

多くの電子書籍サイトが、初回限定で無料ポイントを配布しているので、無料で好きな漫画や月刊誌が読めちゃいます！

無料＆お得に読める電子書籍サイトはこちら

U-NEXT	31日間無料でお試しで、600円分のポイントが貰えます。さらに作品購入でポイントが40％還元されます！
FODプレミアム	31日間無料でお試しで、900円分のポイントが貰えます！さらに作品購入でポイント20％還元付き！
music.jp	31日間無料お試しで600円分(漫画)、1500円分(動画)のポイントが貰えます。
ebookjapan	無料会員登録で半額クーポンゲット！お得な割引も豊富なサイト。
まんが王国	無料会員登録OK！クーポンも無料作品も豊富！

ポイントをお得に使って無料で漫画読んじゃおう！！

執事・黒星は傅かない・第21話の感想

“愛しいお嬢の声は絶対に聞き零さない”だそうで…笑 ちゃっかり全部聞いてましたねー黒星！ 紫が阿蓮との結婚を頑なに破棄しない理由がすべて明らかになりました。 「せめて両親との最後の約束だけは果たしたい」と考えていたんですね。 でも確かにそうでもしないと罪悪感に押しつぶされてしまいそうです…。 何かしらの懺悔をしてケジメをつけないと、紫も自分を許すことなんて到底できなかったでしょうね。

ですがそれが両親の望みだったのかと言われれば、おそらく違うと思います。 両親の望はまさしく紫の幸せです。 彼女が愛する人と一緒になることを願っていたに違いありません。

黒星が紫を正しい方向へと導いてくれたようですね！

 

https://manganista.net/shitujikuroboshiha4-hatubaibi/

タグ:
花とゆめ 執事・黒星は傅かない ネタバレ・感想

記事に関するお問い合わせ