シジュウカラ・第18話のネタバレ感想

JOURで連載中の「シジュウカラ」第18話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

シジュウカラ・第18話のネタバレ

帰らないでほしいと切なそうにつぶやく千秋に対して、私も帰りたくないと言い、千秋の胸にそっと寄りかかる忍。

そんな忍を強く抱きしめる千秋に、吸い込まれるようにキスを交わしますが、千秋の頭に手をおいた瞬間に、悠太の顔が思い浮かんできました。

一度は千秋に身を任せそうになった忍ですが、やはり悠太をおいて行くことはできないと拒みます。

悠太がいなかったらついてきてくれたのかと尋ねる千秋に対して、悠太がいないことを考えられないのだと話し、明日には帰るのと言い、謝りました。千秋は頭を冷やすために大浴場へ。

忍のことをよく知らなければ平気でぶち壊すことができたけど、今は忍を大切にしたいと思うのです。

そのころ、洋平はとあるスナックに来ていました。 そこでは、千秋の母（洋平の元不倫相手）が働いていました。

その女性は、洋平に気づきます。妻のことを聞かれて、若い男をアシスタントに雇ってまだ漫画を描いていることを伝えると、従業員や常連が冷やかします。

一方、千秋が、部屋に戻ると忍は背を向けて横になっていましたが、2人とも切ない表情のまま、別々に眠りにつきました。

朝になると、忍は明るく振る舞います。 しかし、千秋はあまり喋ろうとしません。

やはり帰ろうと言ったことで怒らせてしまったのかと申し訳なく思う忍。 そのまま、どことなく気まずい雰囲気のまま、帰りの電車に揺られていました。

すると、千秋が口を開きます。

連載をもてるような漫画家になれたら、もう一度一緒に逃げてほしいと言うのです。 そんな千秋の言葉に驚きながらも、忍を嬉しくて、穏やかに返事をするのでした。

最寄り駅まではいつもの2人らしく、楽しげに過ごしました。 別れ際、2人の様子を千秋の母が見ていました。

一緒にいる忍を見て、洋平の話を思い出した千秋の母は、まさかと思います。

忍が帰宅すると、悠太も洋平もいます。いつも通りに過ごしながらも、ついつい千秋のことを考えてしまう忍ですが、そんなことを知られたら悠太に軽蔑されるのではと思うと、申し訳なさでいっぱいになるのでした。

 

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シジュウカラ・第18話の感想

忍の物事の考え方はとても共感できます。子供のこと、家庭のこと、千秋のこと、色んなことをきちんと捉えられているからこそ、こうした選択ができるのかと感じました。

一方で、今回は2人の心の描写が、言葉ではなく、それぞれの表情だけで描かれているシーンが多く、より切なさが増して見えました。

千秋の母も本格的に登場して、物語の展開がより複雑になりそうな予感がしますし、何より洋平が忍を見る目つきが怖いですね。自分は外で女を作って逃げ場としているくせに、妻がそういうことをすると面白くないという雰囲気がプンプンしていますね。 この人だけには、忍と千秋の恋路の邪魔はされたくないと願うばかりです。

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