シジュウカラ・第22話のネタバレ感想

JOURで連載中の「シジュウカラ」第22話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

シジュウカラ・第22話のネタバレ

あれから月日は経ち、悠太は大学生になりました。そして家を出ていくようです。 家族で過ごす最後の朝、そこには洋平の姿もありました。

悠太が家を出たあと、忍も仕事場に行く準備を始めます。 ご飯のことなどを伝えますが、洋平はこちらを見ることなく返事をしています。

家を出た忍は、今日から洋平と2人になることに対して気が重くなっていました。すると仲良さそうにウォーキングをしている老夫婦の姿を目にして、あんなふうになりたかったのにと、今の現状を後悔していました。

離婚届をもらってきたあの日、洋平が倒れて病院に運ばれました。 精密検査をしたところ深刻な病が見つかっていたのです。

忍は洋平を見捨てることができずに、今まで一緒に過ごすことになったようです。

 

仕事のほうは、違うアシスタントを入れ、なんとか漫画を書いていました。 仕事用の家を引き払うことも考えますが、自分だけの空間も捨てがたいのだと思いながら過ごしています。

 

その後、ともりたち漫画家仲間と食事をする忍。 夫の病気もなおっているし息子が家を出たなら離婚すべきではないかとアドバイスされますが、仕事を辞めた夫を見捨てれないと話します。

そんななか、ともりから自分の担当が忍に会いたいと言っているのだけれども、呼んでいいかと問われます。そしてそこにやってきたのは、岡野という高校の同級生でした。

同じ漫画研究部にいた岡野は実は忍の元カレ。 今や編集長になっていました。そんな岡野から、電子書店と協力して連載を立ち上げる仕事があるのだが仕事を手伝ってほしいと依頼される忍。

ともりたちと別れたあと、岡野と忍は打ち合わせを兼ねてバーで飲むことになりました。 昔話をしていると、岡野が時間は大丈夫かと尋ねてきます。

忍が息子や夫のことを話すと、やっぱり結婚してるのかとつぶやきます。岡野は離婚しているようですが、少しずつ忍との距離を詰めて、夫と上手くいっているのかと尋ねてきました。

仮面夫婦のようなものだと答える忍の耳元で、忍は綺麗なのにもったいないと囁いてきます。

そして"元カノ"が今も綺麗でいてくれて嬉しいのだと冗談ながらに話してきます。 そんな岡野にたじたじになりますか、岡野はさらに、忍の手に自分の手を重ねて、好きな男はいないのかと聞いてきました。

その問いに、どきっとしつつも、いないと答えた忍の様子を見て、岡野は忍のなかに誰かの存在があることを指摘します。その鋭さにムッとした忍は、バーを出ていきました。

 

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シジュウカラ・第22話の感想

この回の話を読んだときは、展開についていけず、思わず読み直してしまいました。何回か読み直して、読み進めた先に、千秋と別れたあの日からだいぶ年月が経っていることを知り、とても驚きました笑

そして忍が家族3人でいるということは、洋平とはやはり別れることができなかったようですね。それでも2人の間には冷たい空気のようなものが流れている感じが否めませんでした。離れるのも辛いし、一緒にいるのも辛いというのは、気持ちの行き場がなく本当にしんどい状況だと思います。

岡野という、元カレが登場してきましたが、悠太がいなくなった今、千秋のことをきちんと忘れるために忍は彼に走ってしまうのでしょうか。

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