大正身代わり婚～金平糖は甘くほどけて～・第30話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「大正身代わり婚～金平糖は甘くほどけて～」第30話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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雪子の出自がバレてしまう

嵩也が仕事帰りに花町に寄っていることを知った雪子は、不安で仕方がない毎日を過ごしていました。

しかしある日、嵩也の口から、花町に通っていた理由を聞かされることになります。なんと嵩也は、雪子の出自について調べるために花町の女たちから情報を集めていたのです。

ついに、雪子が藤島家の血筋ではなく、花街の芸妓の子供であることが、嵩也に知られてしまいました。

雪子は土下座をしながら、自ら嵩也に離縁を申し出ます。しかし、嵩也は雪子と離縁するつもりなどはない様子です。

むしろ、嵩也は、雪子に寄り添って“ある話”を始めます。それは、嵩也が幼少期に自殺を図った際に、心の支えとなった、ある1人の“芸妓の子”の話でした。

嵩也は孤児だった

嵩也は12歳の頃、孤児でした。貧しさに耐え兼ねて自ら命を絶とうと、橋の上に立っていたとき、ある1人の少女に金平糖をもらって、生きる力を得たのだと言います。その娘というのが、芸妓の母親と共に外出中だった、雪子だったのです。

雪子と嵩也は幼少期に出会っていた！？

実は、雪子と嵩也は幼少期にすでに出会っていたのでした。そんな2人が運命的な出会いを果たし、こうして夫婦となっているのです。嵩也はその事実にいたく感動している様子で、雪子の方を抱きながら話をします。この様子の嵩也が雪子に離縁を申し出ることなんて、まず考えられないでしょう。むしろ嵩也は雪子を運命の相手だと確かめるために、花町に赴いていたようです。

嵩也が甘い物が好きな理由は

大奥様の話から、嵩也が実は甘い物が好物であることが明らかになっています。また、以前嵩也と雪子がデパートにデートに行った際、嵩也が意外にも金平糖が好きであることもわかっていますね。嵩也が甘い物を好きになった理由は、もしかしたら幼少期に雪子から金平糖をもらって、生きる活力を取り戻したからなのかもしれません。

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遠い昔に出会ったことがあった2人！まさに運命的な再会ですね。雪子は自分の傷だらけの身体に嵩也が失望したのだとずっと勘違いをしていましたが、実はそんなことありませんでした。

しかし、なぜ嵩也は雪子の体の傷を見て、花町で情報収集ができると考えたのでしょうか。雪子の体の傷は育ての親やマリエからつけられたものだと思っていましたが、実は花街にいた頃にも折檻を受けたことがあったのかもしれませんね。

もしくは、折檻の痕＝花町の女というイメージが、嵩也の中にはあったのかもしれません。確かに、娘が家族から跡に残るような傷をつけられるなんて、普通は想像つきませんからね。

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