大正身代わり婚～金平糖は甘くほどけて～・第56話,57話のあらすじ（ネタバレあり）｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「大正身代わり婚～金平糖は甘くほどけて～」第56話,57話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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【第56話】黒幕は千波 紅与

騒動の真の黒幕が千波 紅与（せんば べによ）であることが発覚！ちなみに紅与は千波紡績の前社長の妻。つまり、彰一の母親になります。

夫や息子がなかなか千波紡績の経営権を取り戻せないことに業を煮やした紅与は、雪子の誘拐という強引な方法で千波紡績の復興を目論んでいたのです。おそらく、雪子を誘拐して平塚紡績を脅そうと考えていたのでしょう。

そんな紅与の別荘に、1人で乗り込んだ嵩也は……。

【第57話】雪子が負傷！？

紅与の別荘にて。雪子が監禁された隠し扉を発見した嵩也！

しかし、立場が悪くなった紅与は、いよいよこの場で雪子と嵩也を始末しようと考えます！

紅与が放った拳銃の玉は、雪子の胸に命中し……！？

雪子の身を案じる嵩也

撃たれて倒れた雪子を抱きかかえる嵩也。いつも冷静で物静かな嵩也からは想像もできないほどに歪んだ悲痛な表情が、とても印象的でした。

最初はただの形式的な結婚に過ぎなかった嵩也と雪子の夫婦関係でしたが、今となっては嵩也にとって雪子はかけがえのない存在になっています。

紅与の罪は重い

紅与が逮捕されることになれば、問われる罪は「誘拐罪」に「殺人未遂」に加えて、平塚紡績に対する経営妨害への関与も追求されるに違いありません。

もともとは華族の出身らしい紅与ですが、これほどまでに大きな罪を犯しておいて、無事でいられると思った方が逆に不自然ですね。

紅与は華族とは名ばかりで、学も才もない女性だったのかもしれません。

実行犯の彰一は……

社長や母親の指示で動いていたにしろ、今回の件で一番問われる罪が多いのは、実行犯の彰一でしょう。誘拐や傷害罪に加えて、志満の夫を殺害した罪にも問われるはずです。

また、作中では一番最初に放たれたスパイの実鈴のその後が明らかになります。あまりにも残忍すぎる彰一の行動。もはや彰市に、同情の余地はありません。母親と一緒にしっかりと処罰を受けてほしいところです。

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今回は物語が大きく動く展開でした！長い間平塚紡績が戦ってきた千波紡績の元経営陣を完全にノックアウトした形になります。

夫と息子が頼りないからと自らが指示を出し始めた紅与でしたが、正直いって強引なやり方すぎて最終的には警察沙汰になっていました。

夫や息子ならもう少しうまくコソコソと裏工作していたかもしれませんが、紅与はあまりにも直接的ですし、考えなしな行動が目立ちます。

紅与がしゃしゃり出てきてくれたおかげで、千波紡績の元経営陣の悪行を暴けたといった形でした。