大正身代わり婚～金平糖は甘くほどけて～・第53話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「大正身代わり婚～金平糖は甘くほどけて～」第53話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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嵩也がついに騒動の首謀者に行きつく

ストライキの首謀者の男が捕まりました。男の要望は、平塚紡績が千波紡績から手を引くことのようです。

首謀者の男は、嵩也と反社会的勢力が密会しているスクープ写真をチラつかせて、嵩也を脅そうとします。もちろん写真の男は嵩也に扮している真爾でしょう。

しかし、首謀者の男よりも嵩也のほうが一枚上手だった模様。嵩也はすでに首謀者の男の弱味を握っており、それを利用して敵勢力の情報を抜き出そうとします。

そこで嵩也は、ようやく自分を貶めようとしているのが、生き別れた実の弟・松木 真爾（まつき しんじ）であることを知るのでした。

「松木」は弟の養子縁組先の性だった

前話では、嵩也が今までずっと定期的に「松木」という家に手紙を送り続けていることがわかりました。どうやら松木は、弟・真爾の養子縁組先の養鶏場の家のことだったようです。

生き別れた後も嵩也はずっと弟のことを気にかけて手紙を出し続けていたようですが、当の真爾が「兄に裏切られた」「兄に踏み台にされた」と思い込んでいる様子から察するに、嵩也が書いていた手紙は真爾本人の手元には届いていない可能性が高いです。

嵩也が弟だけを養子に出した理由が明らかになる

嵩也はそもそも2人そろってどこぞの家の養子として潜り込もうと考えていました。しかし、ありつけたのはしがない養鶏場で、しかも養子として育ててくれるのは双子の内1人だけだと言われてしまったのです。

そこで嵩也は、自分を犠牲にして弟だけでもまっとうな生活ができるために計らってくれたのです。しかしそんな嵩也の思いやりを、真爾は理解することができなかったのでした。

千波 彰一の次の一手は？

千波はおそらく、千波紡績の前社長である父親から指示を受けて、平塚紡績を貶めようとしています。

今回のストライキが無事に鎮静化されてしまったことを受けて、彰一はますます父親からプレッシャーをかけられている可能性も高いです。

追い詰められてきた彰一が次に狙うのは、もしかしたら嵩也の現在の最大の弱点とも言える、妻・雪子かもしれません。

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ついに嵩也は、首謀者がすでに失脚させた千波 彰一であり、弟の真爾が千波一族に利用されている可能性に辿り着きました！

こうなったからには嵩也も千波一族を放っておくことはできないでしょう！

次回からは嵩也が本格的に千波に対抗していく可能性があります。弟・真爾との再開も間近に迫っている気がしますね！