復讐の未亡人・第64話(17巻)のネタバレと感想

「復讐の未亡人」第64話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

復讐の未亡人・第64話のネタバレ

夜中―――。 萌愛の母親は、寝ぼけ眼で勝浦が起きている姿を目にしました。 何やらカバンの前でゴソゴソしている勝浦。

萌愛の母親が声をかけると、勝浦はビクッと身を跳ねて驚きます。 勝浦は、酒を買いに行ってくると言って誤魔化そうとしてきました。

萌愛の母親は目を閉じたまま、なら水も買ってきてほしい…お金はそのカバンから持って行っていいからと言います。

するとその直後、勝浦は一千万円が入ったカバンを丸ごと持って猛ダッシュ！ あっという間に萌愛の母親の前から姿を消してしまったのでした…。

 

 

勝浦は萌愛の母親のことを頭の悪い女だと思っていましたが、実際はそうではありませんでした。 しだいに怖くなった勝浦は彼女の金を全て持ち逃げして姿をくらませてやろうと考えるようになっていたのです…。

勝浦はその金を使ってさっそくキャバクラで豪遊を始めます。

酔っぱらった彼はトイレと間違えてVIPルームへと迷いみます。 （実際は従業員に止められるのですが、それを振り切ってわざとVIPルームへと入って行きます。）

VIPルームには2人の黒服と、一際美しく品の良さそうな嬢が2人。 そしてなぜかこれまた品の良さそうな着物姿のお婆さんが一人いました。

彼らの前にはあまり綺麗とは言えない女性が一人座っています。 女性は自身の身の上話をして、お婆さんに人生相談をしているようでした。

自分が学生時代についた嘘が原因で友人がリンチ死に合い、それからというもの自分の人生は不運の連続。 好きになった男は皆既婚者で、どいつも子供ができた途端に自分を捨ててシングルマザーになり、子供は暴力的で手に負えない…。

その話を聞いていた勝浦は空気も読めずに大爆笑をします。

性格の悪い女から性格の悪い男が生まれたというだけの簡単な話なのに、何をそんな大げさに話を広げているんだと女性を小馬鹿にしました。

女性は反論しようとしますが、勝浦から札束を渡されてこの金で子供の前から消えろと言いだしました。 女性は札束を見て唾をゴクリと飲み、勝浦の言うことに従おうとします。

何かお礼をしたいと言う女性ですが勝浦はそんな彼女の顔面を拳で殴り飛ばしてしまいます。

勝浦は次に占い師らしきお婆さんに突っかかって行きました。 自分を占って見せろと挑発する勝浦。

するとお婆さんはなぜか勝浦の本名を知っていたのです。 恐怖を感じる勝浦を無視して、お婆さんはつらつらと娘と駆け落ちしていた男を探していたのだと告げます。

そう…このお婆さんこそが、例の宗教の教祖…萌愛の祖母だったのです。

 

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復讐の未亡人・第64話の感想

めちゃくちゃ寒気が立ちました…！ この人が…！ずっと前から存在だけはかなり登場していて超重要人物でしたが、ついにその姿が明らかになりましたね～！ なんだか見た感じはめちゃくちゃ優しそうでつい信頼してしまいそうな穏やかさのある感じのお婆さんです…。 信者が増えてしまうのもうなずけてしまうかも。

勝浦はせっかく金を手に入れたのに…キャバクラなんかで遊ばなければ見つかることもなかったはずなんですけどね。 大きな宗教ですし割と過激派な一面もありますので、勝浦はこの後ひどい目にあうことになると思います。

こうなることは彼の運命だったのかも。