シジュウカラ・第26話のネタバレ感想

JOURで連載中の「シジュウカラ」第26話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

シジュウカラ・第26話のネタバレ

みひろは、結婚1周年のお祝いにと、ケーキを買ってきました。 結婚という言葉を不思議そうに聞く千秋に対して、1年前の今日から2人で暮らし始めたことを話します。

そしてあの家から一生出れないと思っていたのに、こんな生活ができるようになった大切な日だとみひろは言いました。

千秋の仕事の話になったとき、ささき蜜柑のところでアシスタントしていた頃の話を題材にしてはどうかとみひろからアドバイスされます。

その助言に一瞬、返す言葉を失いますが、エッセイは描きたくないなどと適当に取り繕うと、ファミレスでネームを仕上げると言って千秋は家から出かけていきました。

夜、みひろは何となく千秋の部屋を片付けはじめました。 千秋のはじめての漫画が目に入ると、愛おしげに抱えますが、千秋のサインがしてあることに気づきます、その宛名は『忍さんへ』となっていました。

そして千秋のパソコンを見てみると、ささき蜜柑のインタビュー記事を閲覧した形跡があります。 忍の「初恋ワンスモア」という漫画を読んでいなかったみひろは、スマホで調べていました。

そのあらすじや、以前はササキシノブとして漫画を描いていたことを知ったみひろ。何かがつながったような気がして、千秋のTwitterを遡ってみました。

そこには、漫画の発売日に『大切な人にプレゼントしたい』とつぶやかれていたのです。そうこうしていると千秋が帰宅しました。みひろは、とっさにスマホを隠し、切なそうに千秋の背中に抱きつきました。

みひろと千秋の出会いは、みひろが千秋の漫画をネットで読んだことをきっかけにメッセージを送り、やっとの思いでやりとりが始まった様子。

それなのに、『忍さん』という人が千秋のなかにいることを知り、悲しくなったのです。

忍は、岡野との関係が洋平にバレることを恐れて、ファミレスで打ち合わせをしていました。

打ち合わせのなかで、岡野は忍の描いたキャラに対して指摘します。もっと売れる作家にしたいという岡野ですが、忍は自分に才能がないから売れやすい漫画のカタにはめたいだけなのだと卑屈に思うのでした。

そして悠太が帰省する日だからと早めに仕事を切り上げます。 久しぶりに悠太に会えて意気揚々とする忍。洋平も加わり、賑やかな家族の時間を過ごす一方で、自分たち夫婦は悠太が間にいなければ会話もできない関係になってしまっていることを改めて感じます。

忍は残りの仕事をしながら岡野の指摘のことを考えていました。売れる漫画を選べば、描きたいものは描けないけれども、夫と別れるだけの力が欲しいと強く思うのでした。そんな忍のもとにダイレクトメッセージが届きました。そこには、橘千秋の妻ですと書かれてありました。

 

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シジュウカラ・第26話の感想

千秋のなかで、まだ忍が大切な存在であることが分かって一安心ですね。ただ、みひろの動向が少し気になります。素直そうな人だと思っていましたが、愛にものすごく飢えているような気がしてなりません。

いざこざになりそうではありますが、それが一周回って、千秋と忍を再び引き合わせることになれば良いなと思います。洋平は、忍のことを本当にどう思ってるのでしょうね。洋平の愛情は、これまでの話のなかで何一つ感じられないですし、ただ変なプライドだけで生きているようなキャラに思えました。

この人に対して、情だけでも持つことができた忍はすごいと思いますが、そろそろ本格的に離婚が見えてきそうな展開だったのではないでしょうか。

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