コータロー君は嘘つき・第73話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想

「コータロー君は嘘つき」第73話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

テレパスたちに残された僅かな時間

テレパスは大人になる前に命を落とす。そんな仮説を立てたコータローは、自分に残された時間を、みのりと過ごす時間にあてるつもりの様子です。

まだまだ子供っぽい付き合いしかできない2人。キスの先に進むことはありませんが、みのりは自分たちが大人になる頃にはコータローの全てを受け入れてあげたいと考えています。一方でコータローは、自分は大人になる前にみのりと別れなければいけないと悟っていて……。

また、コータローから衝撃の事実を聞かされた松下 真香（まなか）も、自分の寿命を意識し始めます。真香はこれまで自分の気持ちをひた隠しにしてきましたが、焦りから啓司（けいじ）に告白をするのです。

テレパスたちは残り僅かな時間に焦りの色を見せつつも、まわりの人間は真実を知らないため、能天気気味で、そのギャップがシリアスな雰囲気を醸し出します。特に、真香から告白された啓司は、あからさまに調子に乗り始めて……？

コータローの寿命をみのりは全く知らない

コータローとの未来に何の疑問も抱いていないみのり。いつか大人になったらコータローと恋人らしいことをすることに憧れているようですが、コータローの方はおそらく、自分はそんな未来を経験する前にテレパス進化による脳ダメージで命を落とすことになると予測しています。

みのりに真実を伝えることはない？

未来に期待を抱くみのりと、未来に絶望を抱いているコータロー。同じように愛し合う人ですが、その心持ちにはかなりのギャップがあります。コータローがみのりにテレパスの未来について真実を語れば、2人で悲しみを共有することは可能かもしれませんが、コータローがそれを良しとはしないでしょう。

みのりには楽しい記憶だけを残したい

幼少期、コータローはみのりの中の辛い記憶をテレパスの能力によって消し去ってしまいました。おそらくコータローはみのりには楽しい記憶や嬉しい記憶だけを抱いて生きていてほしいと願っています。つまり、コータローは自分の死の間際、みのりの中からコータローの記憶を消し去ってしまう可能性もあり……。

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数話前まで幼少期のみのりとコータローの出会いを呼んでいたせいで、高校生の2人がイチャイチャするシーンを見て無性に恥ずかしくなってしまいました！小さい頃はあんなにあどけなかったみのりも、少しずつ大人の女性に近づいているんだなぁと実感しました。

みのりが未来の話をするたびに、コータローが切なげに微笑む表情がいたたまれません。コータローがみのりに真実を話すことは、本当にないのでしょうか……？

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