暁のヨナ・最新204話のネタバレと感想｜花とゆめ6号

2021年2月20日発売の「花とゆめ」6号に掲載されている「暁のヨナ」第204話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

暁のヨナ・第204話のネタバレ

緋龍王から全てを奪おうとスウォンを誑かすために南戒からやってきたメイニャン。 しかしスウォンは彼女の申し入れをあっさりと拒否します…！

スウォンはメイニャンの野望にまったく興味を示しません。

しかし彼女は血筋に産まれていながら手に入れているのが病だけで、四龍をヨナに奪われているというスウォンの理不尽を理解してやれるのは自分だけだと食い下がります。

しかしスウォンは…自分は緋龍王という名にもうウンザリしていると答えました。 四龍も緋龍王の生まれ変わりも、それらがなぜ生まれたかという理由も…すべて“いらない”とスウォンは答えます。

交渉は完全に決裂。

メイニャンはスウォンたちがこのまま自分を大人しく南戒へ帰してくれるわけがないということがわかっていました。

彼女の予想通り、側に控えていたヒューリが剣に手を添えたのが見えます。

身の危険を悟ったメイニャンは、なりふり構わず高所から飛び降り一目散に逃亡を図りました。

しかし、いとも容易くヒューリに追い付かれてしまうメイニャン…。 床にべしゃっと転げる彼女に、ヒューリは冷酷な瞳で剣を振り下ろします…。

しかし間一髪のところで彼女を救ったのは…ジェハです！

ジェハはメイニャンとスウォンの会話が気になったヨナと共に側で身を隠していたんですよね。

少し遅れてやってきたヨナ。 彼女は南戒のチャゴル殿下の寵姫であるメイニャンを今ここで殺してしまえば、自分たちがランタン殺害を避妊している意味もなくなるすぐさま戦になってしまうとスウォンに訴えかけます。

メイニャンは二人が言い合う隙をついて再び逃亡を図りました。

すぐにヒューリが彼女を追います。

その拍子に、メイニャンの肩にいつも乗っていたペットが茂みに落ちてしまい…。

 

結局、メイニャンは投獄されてしまいました。 しかし彼女は得意の色香を使って衛兵を誑かし、牢の鍵と剣を奪ってすぐに牢から逃げ出してしまいます。

衛兵を何人も討ち果たし、痛みに耐えながら脱獄を図るメイニャン。 その最中、メイニャンは自分をとらえたヒューリのことを考えていました。

あの男の力はすさまじいものだった…。 ヨナが止めていなければ自分は殺されていた…。 もしかしてあの男が雷獣だろうか…？

メイニャンが慎重に牢獄を進んでいくと、何やら数を数える声が聞こえてきます。 声のする方を覗き込んでみると、そこには牢の中で永遠と腹筋をし続けるハクの姿が…！

メイニャンは6千回も牢で腹筋し続ける彼を見て、思わず変な男がいる…と心の中で呟くのでした。

いやいやメイニャン…！そっちが雷獣だよ！笑

 

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暁のヨナ・第204話の感想

四龍と雷獣を切望していたメイニャンが初めて彼らと出会った回となりました。 雷獣のハクとはちょっと予想外の出会いになったみたいですけど…。

にしてもヒューリは本当に強いですよねー怖すぎる。 肉体的な強さはもちろんなのですが、女性を躊躇いなく切り捨ててしまえるその冷酷過ぎる精神が何より怖いです。

個人的にはメイニャンはかなり好きなキャラだなと思いました。 表面だけ見ると嫉妬と復讐に囚われた根性悪の女なんですけど…ペットのホーちゃんを寵愛しているあたり、本当は優しい心を持った女性なのかもしれないと匂わせるあたりがとても人間らしくて親近感が湧きます。

彼女の心に鬼が芽生えてしまった理由は、まさに環境と病のせいだなと思ってしまいました。